放射線量計の製作その22012年11月23日 21:29

前回作ってみた放射線量計の続きです。
いろいろ使ってみて、気になった点が出てきましたので修正を兼ねてバージョンアップです。

まず、電池の電圧低下と共にGM管への供給電圧が低下してしまい、新品状態と終盤とでは検出量が変わってしまうことがわかりました。
いくら素人の工作物とはいえ、測定器としては致命的。

それと、このデカさ。
市販のフォトダイオードを使用した安価な製品よりはずっと高性能なものですが、この大きさはちょっと・・・。
もう少し小さくしたいところ。
でも、SBM20というGM管を使う以上は、これ以上のダウンサイジングは難しいというのが現実。

それなら、このデカさに見合った性能に引き上げてやろうということで、作業開始です。



ケースは前回と同じタカチのSS-160黒。
今回は内部レイアウトを吟味して横にしました。
縦のほうが測定器っぽくてカッコイイんですけどね、どうしても無理だったので妥協しました。



感度を上げるためにGM管を4本取り付けられるように基板を製作しました。
これだけ密着して取り付けるので、前回のような銅パイプに入れる事は出来ないので、銅テープでβ線を遮断させます。



ケースに組み込んでSBM20を4本取り付けます。
うーん、凄い光景かも(^^;

手前にある基板は今回新たに追加したDC/DCコンバーター回路です。
電池電圧が6V以下になってもGM管への供給電圧が低下しないようにするためのものです。
これで電池切れマークが出るまでしっかり安定して動作してくれます。



β線遮断&シールド対策を施します。
このDC/DCモジュール、見かけによらず物凄いノイズを出します。
シールド無しだとピーギャーと思いっきり誤検知&誤動作してしまいました。
こういう物は、間違ってもオーディオ機器には使いたくないですね。
使っている製品を多く見かけますが・・・



内部はこんな感じ。
BSM20と秋月キットの組み合わせという構成では、このレイアウトで一杯いっぱいだと思います。



完成。
SBM20の4パラは凄い!
当初シンチ化で狙っていた「軽く60CPM」は実現できています。
これだけの検出量になると、わずか30秒でも10分でもほぼ同じ数字で落ち着きます。
この性能なら、このデカさでも我慢できる、かな?

コメント

_ なおすけ@CEO ― 2012年11月24日 11:30

遮蔽容器を追加すれば食品も測れそうなゴツさ。

_ りょうさん@管理人 ― 2012年11月24日 12:11

ハイ、食品に関しては余ったシンチをスペクトル測定に活用してみようと思ってます。
PCソフトもフリーで公開されてますし。
遮蔽容器が最大の難関かも・・・。
次回のネタですね(^^)

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