ONKYO 初代M552023年08月06日

なんとなく初代M55を入手してしまいました。

コロナになってからは、すっかりお酒を飲まなくなりましてね。
いや飲みますけど、以前ほど飲まない、というか飲めない...いや飲まなくても大丈夫?そんな感じになりました。
たまに飲むと美味しくて、以前よりも少ない量で良い気分になってしまいます。
まぁ、良い事ですよね。

で、良い気分でヤフオク見てたらなんとなくポチってしまったブツがこのM55です。
まぁ、良くないポチり方ですよね・・・





以前、2代目のM55IIを入手しましたが、初代はどんな音なんだろうと気になってきまして、機会があれば聴いてみたいと思っていました。

今回のブツは程度の良さそうなジャンク品でしたが、ツィーターから音が出ないとの事で、競合無し1000円でした。
こういうのが狙い目ですね。











では、バラします。
めっちゃ錆びています。
圧着端子も錆びていて、手を触れたらポロッともげました。
密閉あるあるです。










・・・なかなかですね。











端子直でも導通が無いのでバラしてみます。











それにしても酷い錆です。
磨いてキレイにします。











錆チェンジャーを塗って黒錆に変質させて防錆します。












あっさりと断線箇所特定です。
うん、そんな気がしたよ。











鈴メッキ線を使って修復します。
念のため、全部この方法で処理しておきます。











ツィーターの修理完了です。
特性も揃っていて問題ありません。











次はウーハーユニットです。
いつものエッジ交換ですね。楽勝です。
柔らかめの発砲タイプにしました。










前回と同じく、ターミナルをバナナ対応品に交換します。
交換ついでに、ツィーターの電解コンをフィルムコンに交換しました。
いや、ターミナル交換作業で電解コンを破壊して外したのでその代わりです。











ハイ、完成です。
右が今回仕上げた初代さん、左が2代目です。
見た目は初代のほうがカッコイイかなぁ。
ツィーターのフレームもダイキャストでカネかかってますしね。

では音はどうかというと・・・
IIと比べると大人しいというか地味ですね。

初代のツィーターはソフトで大人しく、ウーハーとの繋がりも良好ですが、ちょっと伸びきっていない印象。

IIはその高域が改善されているのですが、ちょっとキンキンしててウーハーとのバランスがイマイチな感じでもあります。

なるほど、こうして比較してみるとIIは初代の欠点を改良し正常進化させた事を体感できる仕上がりですね。
進化したのでしょうけど、攻めすぎてちょっとねぇ~って感じでもありますが。
初代と2代目、どっちが良いかと訊かれると・・・困っちゃうかなぁ。

初代にIIのウーハー付ければ良い感じになりそうな気がします。
暫くはエージングして、気が向いたらウーハーチェンジしてみようかな〜って思ってます。





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