DAS-701ES出戻り2024年05月22日

前にDAC化したCDP改DAS-701ESですが、右chからノイズが出るとの事で戻ってきました。
十分すぎるほどエージングして(楽しんで)からOK出して発送したんですけどね・・・
症状からしてLPF不良が濃厚ですが、まずは症状の確認作業から始めます。






スペースの関係で立ててセッティング。
なんか、ツインタワーのX68000みたいでカッコイイですねー!
これは・・・有りかもしれない・・・!

さてさて、困った事に症状が出ません。
それならと、作った互換LPFが付いている私の機体と音質勝負!
これなら記憶の中の音とではなく、リアルタイムで比較できます。

じっくり試聴。
いやー、同じ音に聞こえます。空間の広さ高さ、雰囲気も全く同じ。
面白味は無いけれど、我ながら満足ですわ。

それにしても症状出ないなぁ~困ったなぁ~って2時間くらい流しで聴いていたら、右chからブツっボツッっと!!














ほんのり温まってくると症状が出る傾向ですかね。
LPFの手前までの信号は正常で、LPF通過後には盛大にノイズが乗っています。
これでスッキリ、LPF不良確定です。


オーナーさんに修理内容について2通り提案しました。

① オリジナルのLPFの修理を試みる (ただし失敗したらごめんなさいねという事で)
② 私が製作した互換LPFに交換する

そしたらですね、速攻で②を指定して頂きました。
フフフ、そう来ると思ってましたよ。














それではLPFの取り外し作業に入ります。
裏面のコンデンサ達が結構邪魔なんですよねぇ。
これが無ければすごくラクなんですけどね・・・

あとGNDラインのジャンパ線を固定している接着剤!!
これが残ったままハンダ吸引するとノズルが・・・もう大キライですよ。













外した純正LPFです。
片方は生きていますが、時間の問題でしょうね。













互換LPF基板の残り8枚を全部組みました。
毎晩寝る前にコツコツ少しずつ・・・けっこうしんどかったです。

このLPFに使っている抵抗とコンデンサは誤差5%の一般的な市販品を使用しているのですが、この5%が総合的にどの程度のバラつきになるのか確認したいのです。

8個測定した結果、5%の誤差は問題ないと判断しました。
測定器レベルで、わずかに確認できる程度です。
具体的には20kHzでの減衰量が1~2dBの差といったところです。
まぁ~ 「普通の」 人間には、少なくともわしの耳では判別不能な帯域なので問題ないでしょう。

この作った8個の中から最も特性が近い物でペアを取って使用する作戦です。
そこまでする必要は無いのですが、出来る範囲の最善策・・・というか自己満足ですね。













ホイ、換装完了っ。
素敵なDAI基板と互換LPFユニット両方搭載したのはこの機体が初めてになりますかね。
まさに理想形というか、いずれはCDP-701ESの最終形態になるのではないでしょうか。

オリジナル状態に拘ってあの手この手でCD再生を目指して修理する事はロマンがあって私も大好きですが、肝心な光学ピックアップの新品はもちろん、程度の良い中古品すら入手できなくなりましたので、CDプレーヤーとしての修理は限界なのではないでしょうか。
転売や動態保存コレクション目的ではなく、純粋に音響機器として愛用するのであれば素直にDAC化がベストなのではないかと勝手に思っています。













再びツインタワーセッティングに。

前回仕上げた時はじっくりたっぷり時間をかけて動作確認をしてから発送したのですが、その長時間動作がLPFの寿命を縮めてしまったのかもしれません。
今回は新品で組んだ互換LPFですから、そういった心配もなく存分に楽しめると思います。

1週間~くらい、エージングを兼ねてじっくりたっぷり楽しませて頂いて、問題がなければオーナーさんの元に発送予定です。



コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kousokuweb.asablo.jp/blog/2024/05/19/9685672/tb