一切経山と喜多方ラーメン ― 2023年08月25日
毎年の事ですが、8月頃なるとお盆が絡む影響で仕事が立て込んできましてね。
今年も土日お盆は普通にガッツリ仕事でした。
サラリーマンではないので仕事があるというのは本当に有難い事なのですが、休日無しでこの仕事量・・・さすがに参りました。
この酷暑のおかげで身体がやられてしまい、お腹の調子もずっと悪くカラダも限界。
それでもまぁなんとかお盆のピークを乗り越えられましたので、死んでしまう前に思い切って連休にして福島の一切経山へリフレッシュしに行ってきました。
自宅から浄土平まで下道で6時間、さすがに日帰りでは無理があるので現地で一泊する事にしました。
キャンプ以外のプライベートで宿泊旅行するなんて・・・15年~ぶりでしょうか。
夜中の1時に出発して、6時前に浄土平に到着。
空いてたので予定よりも1時間以上早く到着できました。
過労と寝不足で身体が重く、軽く頭痛が痛いです。
参ったなぁ。でもまぁ歩き出せば回復するんじゃないかなと。
6:32
準備して出発です。
今回からGoPro+3軸ジンバルで歩きながらの撮影に挑戦です。
そのぶん、嵩張って動きにくくなりますけどね。
登山と撮影をのんびり楽しみたいと思います。
活火山ですので、ジェット機のような轟音と共に蒸気が噴出しています。
なかなかの迫力・・・。
噴火しませんように…!
登山カードを記入して投函。
ここは下山時にも下山カードを投函する必要があります。
まぁ活火山ですからね。それなりの覚悟が必要って事ですね。
気休めですが、帽子の下にミドリ安全のヘルメット装着です。
入山者数をカウントしていました。
それにしても良い天気に恵まれました。
日差しは強烈ですが、風が冷たく気持ちイイです。
樹林帯を抜けると見通しが良くなって景色を楽しめるようになります。
楽しめるのですが・・・どうにも調子がおかしい。いや、悪いです。
緩やかな登山道なのに、思うように歩けません。汗ばかり出てきます。
思った以上にカラダは弱っているんだなと・・・
途中、吾妻小富士が雲海と共に見えてきました。
そう、子供の頃に家族旅行で福島に行った事があるのですが、よく覚えていないんです。
でもあの火口をぐるっと一周歩いて溶岩を持ち帰ってきた(!)事だけは覚えています。
連れてってくれた父親に訊いてみましたが、もう覚えてないようでした。
磐梯山、福島、火口一周でググって出てきた吾妻小富士が記憶と一致して、調べると近くに一切経山という有名な山がある事を知り、今回に至りました。
7:46
分岐に到着。
どうにも体調が悪いです。
頭痛と吐き気でついに足が止まってしまいました。
連日の酷暑の中での作業で、冷たい水分ばかり飲んで乗り越えていたのが地味に効いていたようです。
まぁ、歩けないというほどではないので、ゆっくり水分補給して回復するまで休憩です。
8:03
避難小屋に到着。
おなかの調子が悪いので助かりました。
ここのベンチでもしばらく休憩。
大丈夫そうなので進む事にしました。
ここから先は岩場になります。
酸ヶ平と鎌沼が見えるようになりました。
帰りはあっちを回る予定ですが、無理そうなら諦めようと。
吾妻小富士が雲海と共に現れました。
いやぁ・・・来て良かった!
山頂が見えてきました。
日光を遮るものが無いので暑い暑い!
でも、もっと熱い中で仕事をしてきたので、それと比べれば快適そのものです!暑いけど。
8:57
山頂の空気大感謝塔に到着。
その先にあるのが山頂で、奥にあるのが三角点です。
山頂はほぼ平坦で広々としています。
そしてその先に行くと・・・魔女の瞳が待ち受けていました。
これが見たかった!!
鮮やかなコバルトブルー、良い天気に恵まれて本当に良かったです!
疲れがブっ飛びますね。
魔女の瞳を見ながら、軽く朝食。
冷たい風が本当に気持ちイイ!
下界は35℃以上らしいので、まさに別世界です。
9:51
魔女の瞳を目に焼き付けて満足したので、ゆっくりと下山します。
ちょっと雲が高くなってきたかな?
10:25
酸ヶ平の分岐を鎌沼方面に進みます。
ここだけ霧ヶ峰高原みたいですね。
ちょっと行くと鎌沼に。
ここをぐるっと回って帰ります。
水がとってもキレイでした。
景色を楽しみながらのんびり歩きます。
しばらく進むと樹林帯に入ります。
ここから見る吾妻小富士もいいですねぇ。
轟音と共に吹き出す蒸気を聴きながら下山を続けます。
11:38
浄土平ビジターセンターに到着。
往復5時間、コースタイムの倍ですね・・・。
けっこう体力消耗しててヘロヘロなので、ここのベンチで休憩です。
中を軽く見学。
年のせいか、こういうのを見るのが楽しくなってきました。
ここで登山バッチも購入しました。
外に出ると、吾妻小富士が雲に覆われていました。
あー・・・
景色も期待できませんし体調も良くないので、また次の機会にしようかなと。
ちょっと残念ですが、浄土平を後にしました。
帰りに磐梯吾妻スカイラインをちょっと先まで軽く流してきました。
クルマの外に中華アクションカムを付けて撮影しながらのドライブ。
コレも今回初めての試みでしたが、いいですね!フロントガラスの映り込みも無くドラレコよりも鮮明に記録できます。
吸盤式のマウントなので落下対策は必要ですが、今後は積極的にやっていこうかなと。
途中、仮面ライダーの失敗作みたいなバイクにラッパスピーカーを付けて浜崎あゆみを爆音で流しながら走っているお兄さんがいました。
いやー、いろんな人が来るんですね。
途中、工事中の信号で停止したらキチンと音量を下げていました。
イイ子じゃないですか。
是非、選挙カーも見習ってほしい...いやあれは絶滅してほしいです。
ガスが晴れて景色が!
停車禁止区間なので、アクションカム大活躍!
途中でUターンして再び浄土平方面へ。
一切経山はすっかりガスってます。
早めに登って正解でしたね。
満足したので、このまま下界へ。
猪苗代のガラス館へ立ち寄りました。
立ち寄っただけでした・・・。
それにしても暑い!
気温は35℃を表示していました。群馬と変わらんですよ。
そこから喜多方へ向かい、本日の宿にチェックイン。
本当は猪苗代近辺にしたかったのですが、急でしたので宿が取れず (1泊3万~ならいくつかありましたがパス) 空いている所を探したら喜多方になりました。
浄土平から2時間弱、ちょっと遠いけど取れただけラッキーでした。
お部屋は昭和の雰囲気漂う和室で1泊6千円弱でした。
古いけどとてもキレイで、トイレは自動でパカって開くやつでした。
個人的には有名なビジネスホテルなんかよりずっと良かったです!
素泊まりなので食を求めてお散歩です。
喜多方といえばラーメン。
近くにばんない食堂があるので徒歩で行きました。
昔はえらい並んで食べましたが・・・並ばずに空いている席へ。
さすがは平日!最高やん!!
泊まりだからこそできる、至福のひととき。
下山後の生ビールは、しみるように美味かったです!
その後はのんびりと街中を散歩しながら宿に。
大浴場でサッパリして、布団にゴロンとしたら朝までぐっすりでした。
翌朝は6時に起きて 「朝ラー」 です!
まこと食堂へ行きました。
開店10分前なのに既に行列・・・しかも暑い!!
汗が滝のように流れてきます。
東北って寒いイメージですが、夏は全然普通に朝でも30℃超えなんですね。
30分ほどで店内へ。
普通の中華そばを頂きました。
・・・味、変わった??
まぁ15年前の記憶との比較なのでどうでしょう??
あっさり優しい味で朝にピッタリ。美味しかったです!
早めにチェックアウトして帰路に。
途中、稲と磐梯山をバックに撮った1枚。
古い軽自動車ですが、大きなトラブルも無く頑張ってくれてます。
意外にも剛性の高いボディで走りも楽しめるので、動力性能以外は気に入っています。
まちの駅南会津に寄ってソフトクリームを。
ご当地ソフトに目が無い甘党のオッサンです。
牧場のミルキーソフトというだけあって、牛乳というより練乳っぽい味で美味かったです!
あちこちの道の駅を寄りながら、峠の茶屋こま草へ。
おろしそばを頂きました。
かなり細いお蕎麦で、とても美味しかったです。
喜多方へラーメン食べに行く時はセットで楽しみたいですね。
この後はのんびり寄り道しながら走って明るいうちに帰宅。
それからは体力回復・・・いやカミさんの機嫌回復に努めました。
今回の泊りがけの登山を振り返ると、やはり初日からのアタックは失敗でした。
長距離ドライブの場合は、前乗りしてしっかり休んでからが正解ですね。
浄土平の駐車場で車中泊の人が多かったのも納得です。
このへんは、経験ですねぇ。
あとは、体調管理。これがなにより一番大切ですね。
仕事面、ちょっと無理し過ぎました。
キチンと休むのも仕事ですからね。今後はもっとしっかり休んで良い仕事ができるように、良い休日が過ごせるようにしたいと思います。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://kousokuweb.asablo.jp/blog/2023/08/25/9612916/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。