AIWA SX-9レストア ― 2021年12月30日
ふるーいアイワのスピーカーをなんとなくレストアしてみました。
たまたま立ち寄ったドフで550円でした。
ちょっと記憶にないので、CDが登場する前の製品でしょうか。
良く知らないのですが、9という型番から上位グレードと思われます。
AIWAは子供の頃から大好きだったメーカーで、見ているうちに音を聴いてみたくなったので連れて帰る事にしました。
まぁ、ジャンクですね。
エッジが朽ちてボロボロです。
音を聴くにも修理しないと本来の音を楽しむ事は出来ません。
久々のスピーカー修理、再開です。
バラします。
まぁ、ごく普通のスピーカーですね。
「AV対応」が流行り出す前なので、キャンセリングマグネットは付いていません。
あ、AVと言ってもアダルトビデオじゃないですよ。
ネットワークは12dB/oct。
コンデンサも変えた方が良いのですが、とりあえずそのままで行く事にしました。
4cm口径のツィーターユニット。
80年代後半のCD MyPaceまで使われていましたので、息の長いツィーターですね。
取り外し完了。
ツィーターは問題無いのでウーハーのみ修理します。
Aliexpressでエッジを注文。
2週間ほどで到着しました。
スピーカー本体よりも高価でした・・・。
交換作業風景。
センター出しを慎重に行い固定します。
勘と測定器を用いて最も安定するポイントを探りながら左右偏差が最小になるようにします。
交換後にインピーダンス特性を確認。
ピークはどちらも42Hz。
その他の特性も驚くほどピッタリ!
気持ちの良い結果に満足です。
せっかくなので外装もキレイに。
軽くバラしてピカピカに。
あとは元通りに組み付けていきます。
そうそうこのスピーカー、密閉型なのにガスケットが何処にも使われていないんです?!
どうしようか悩みましたが、まずはオリジナルを重視してそのまま組みました。
完成!!
これでやっと、音を聴く事ができます!
昭和のデザイン、良いですね。
やっぱりアイワは大文字のAIWAですね。
小文字になってからはもう・・・
試聴・・・
もうオーディオから離れてン年、とりあえず簡単に音が出せるように犬印のEX-A1を用意しました。
トレイが途中で止まってしまいましたが、気合で突っ込んだら再生できました。
けっこう、普通ですね。
ツィーターが出しゃばってる感がありますが、嫌な音ではないです。
紙ツィーターの音、けっこう好きなんですよね。
密閉型ですが低音も弾力があり、ボーカルもキレイに奏でていると思います。
悪くないのですが、なんだろう、何か位相が違うような、ピシっと決まらない印象。
たまにこういうスピーカーに遭遇しますね。
まぁ、荷物満載の狭い作業部屋での評価じゃ可哀そうってもんですし、少なくともマトモなアンプとCDプレーヤーを引っ張り出してくる必要がありそうです。
上にあるオブリコーンのフルレンジのほうが、好みかなぁ~・・・
とりあえず、音が聴けて満足でした!
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