YAMAHA CD-1aをDAC化 12025年05月29日


今回はヤマハ初期のCDプレーヤーCD-1aをDAC化です。
え?DAC遊びに区切りを付けたんじゃって?
まぁ、そのつもりだったのですが、ジャンク病はそう簡単には治らんのですよ。
相変わらず本業は休日無しで忙しくやっていますが、キャンプも登山も諦めて頑張っているんだからDAC遊びくらいはやらないと鬱になって良い仕事が出来なくなっちゃいますからね。
独立しても仕事があるという事は本当に有難くて感謝しかないのですが、サラリーマンでソコソコ食っていけるならそれが一番ラクだよなぁ~って、時々思っちゃいます。

以前、CLD-939をDAC化した時に参考にさせて頂いたサイトの方がCD-1aをDAC化されていましてね。それがきっかけで今回に至りました。
読んでびっくり、CD-1aってデュアル積分型DACだったのですね。

わしが若い頃に書いた、何の参考にもならんようなあのアホ記事を、すんごく肯定的に紹介していて・・・
もう、めっちゃイイ人やん!嬉しいら恥ずかしいやらもう!
テンポの良いじゃの路ワールドにすっかり引き込まれてしまいまして、こりゃCD-1aも試すしかないのでヤフオクで丁度良さそうなジャンク品をポチっとキメました。













届いたブツです。
何この梱包?バカなの?
おかげで出品画面よりキズがずいぶん増えてましたよ。ボタン類はモゲて落ちてたし。
まぁ、必要なのは中身だけでガワは捨てる予定でしたので私には問題ないのですが、普通のジャンカーさん相手だったらトラブルになるんじゃないかな。
って実際、評価欄はトラブル祭りでそりゃ~もう盛り上がってましたよ。












キッチキチのダンボール箱から力任せに取り出そうとしたら天板が外れましたよ。
一瞬で修理失敗(断念)のジャンク品というのがわかる臭いですね。
そう、臭うんです。なんなら出品画面からも漂っていましたよ。ネジの欠品も確認できて怪しさMAXでした。
まぁおかげでお安く落とせたのでメデタシです。












おやおや、なんだか怪しい雰囲気・・・
CD-1aは初めてお目にかかりますが、欠品多数なので修理失敗からの部品取りとして処分された機体のようですね。ピックアップのレンズは妙にピカピカで笑っちゃいます。
まぁ、最初からDAC化目的でしたのでこのへんは全く問題ないので処分です。












サーボ基板を持ち上げると目的の基板とご対面。
こちらはあまりいぢくられていないようでひと安心です。

ちなみにサーボ基板はオペアンプを交換したり保護素子を短絡してあったりと、苦労した跡が見受けられました。
それよりもですね、結束バンドの雑な切り方に軽く殺意が沸きましたよ。












トランスが2つとも曲がっています。
落下させたんですかねぇ・・・ってこれ、相当だぞ?!














どんどんバラします。













とりあえず使う物はこれだけ。あとはサヨナラです。













双信電機のLPFモジュールが目を引きますね。カタログによると11次らしいです。
ガワはプラスチックケースで安っぽく見えますが、ずっしり重いので金属ケースでシールドされているようです。
どんな特性なのか、それよりも動くかどうか確認しなくちゃですね。












基板から外して動作確認を兼ねて特性を測定してみます。













おー、動いた!
CDP-701ESの物と似たような特性ですね。
まぁ、20kHzのLPFを突き詰めればこういう特性に落ち着くもんですよね。
短時間での確認ですが、とりあえず動くようで一安心です。












要らない回路や部品は邪魔なので撤去します。













それでは楽しいリバースエンジニアリングの時間です。
ざっと見た感じ、ソニー系とはだいぶ違いますね。明らかに回路規模が大きいです。














DAアンプ周りがちょっと変わっているかな?
LPF以降は目がチカチカして断念しました。













この頃のヤマハの基板って、苦手なんですよね・・・
カクカクしているパターンが追いかけ辛くて・・・なんかもう楽しくない、キライだよ!
基板CADの癖なのか、例えば電源のパスコン等は回路的には繋がっているけど通っていないとか・・・人が引いているとは思えない部分がチラホラと。
こう見るとソニーの基板は優秀だったなーって思いましたが、複製防止策としては一定の効果があったのかもしれません。












電源部から動作確認をしていきます。
状態不明のウルトラジャンクなので、いきなり通電は怖いですからね。IC類は全てソケットにしてから火を入れます。
各電圧はOK。一安心です。

これね、サーボ基板を接続しないと正しい電圧が出ない仕様なので要注意です。
なんで12VのMUTEリレーに22Vもかかるん?って。
軽く調べるとGNDラインがループになるのを嫌ってサーボ基板を介してくる流れになっていました。
良く出来ているけど、経年でコネクタがハンダクラック等で接触不良を起こすと結構マズい事になりそうな・・・実際あちこちハンダクラックしてたし・・・

サーボ基板は使わないので、DAC単体で動作するようにGNDラインを手直ししました














ソケットに石をセットして、素敵なDAI基板を繋いで動作確認。
TP端子から音声が出力されたので、動作OKっぽいです。
とりあえず音が出ればOK、細かい部分は後のお楽しみという事で、ね。












動作確認ができたので、要らない回路はバンドソーで仏蛇斬ります。












ダウンサイジング完了。
電解コンデンサは音響用のちょっとイイ奴に交換して、後戻りできないようにします。
ニチコンのFGも生産終了のようで・・・ちょっと寂しいので1袋200個買いました。












電源基板に多用されていたコネクタは排して直結に。
あーじゃねーこーじゃねーと検証しているうちにボロボロにほぐれてしまったラッピングはVHコネクタに換装しました。これでこの先の作業も安心ですね。


ぶった切ったとはいえメイン基板もソコソコ大きく、電源基板も結構なサイズなのでいつものケースには入りきらない事が判明。
使えそうなケースを見つけなくちゃなので、ちょっくらヤフオクとかドフを徘徊してきますね。







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