ステップワゴンの電動スライドドア超格安簡単修理2014年07月19日 06:29

車齢13年を迎える愛車のステップワゴン。
これといって大きなトラブルもなく頑張ってもらってきましたが、ついに電動スライドドアが壊れてしまいました。

いや~電動モノが壊れると不便というか致命的ですねぇ・・・
ドアが開けられない閉められない、無理やり閉めても半ドア状態なのでそのまま走行すると警告ブザーが鳴りっぱなしでうるさいし、っていうか危ないし(^^;

ネットで検索してみると、出るわ出るわ定番トラブル!
どうやらパワーレリーズアクチュエーターという、人間様の代わりにモーターの力でロックを解除する部品が故障して、閉めた時のロックがかからない状態であるという事がわかりました。
バラす前に原因がわかってしまうなんて、便利な世の中になったもんですね。

さてこの部品、部品代がだいたい1万円ほどするそうです。
あと2ヶ月しか乗らない車に1万円+工賃をかけて直すのもちょっと・・・ねぇ。
でも直さないと夏のキャンプなんかとても無理だし。

と、いううことで、必殺のインチキ修理です!




まずは動作の説明。
ドアが開く時、人間様に代わってアクチュエーターが引っ張ってロックを解除します。





ロックを解除してドアが開き始めるとアクチュエーターが写真のように元の位置に戻るのが正しいのですが、壊れると戻らなくなってしまい引いたままになってしまいます。

どうやらこのアクチュエーターは、通電時に引っ張って、それ以外の時は内部に組み込まれたバネの力で元の位置に戻る構造のようです。
そのバネが何らかのトラブルを抱えて戻らなくなってしまったという事ですね。





本来ならアクチュエーター交換ですが、今回は壊れたバネの代わりに市販のバネを追加してみる事にしました。
カインズで見つけた218円のバネ。これを使います。
長さ90ミリですが、100ミリのほうが良かったかもです。





こんな感じで強引に引っ張るように取り付けます。
結果はバッチリ!
今までと変わりなく動くようになりました。
耐久性に関しても、丈夫なバネですので全く問題ないでしょう。
これで実質のラストランとなる夏のキャンプも心配なく行けるようになりました。
あと2ヶ月、がんばってもらいましょうかね!

そうそう、お客からカネ取って作業するプロの業者さんは、やらないでくださいね。
あくまでも自己責任によるサンデーメカニック的な内容ですので。
この作業で正規の工賃取ったら詐欺ですよ。
こういう見えない部分って、けっこう・・・アレなんですよね(経験者談)。


車載用アンプの修理2013年12月31日 22:04

もう年が変わろうとしていますが、ずっとさかのぼって春先の話です。

愛車に付けているアンプの調子が悪くなったので修理しました。
クルマも古いですが、オーディオはもっと古いです。
簡単にシステムを紹介しますと、アルパインのCDA-7949J+PXA-H600を中心に仕上げています。
フルデジタル処理によるタイムアライメントやパラメトリックEQなど、今となっては低価格モデルにも当たり前に搭載されている機能ですが、、このモデルはその先駆けとなったものです。
今時の製品と違って、しっかりと作られた高音質モデルで、残念ながらこれに代わる製品が出てこないので(あってもクソ高い)修理しながら使い続けています。



さて、今回修理するのはアルパインのMSV-1050というアンプです。
初代V12シリーズですが、ほんの一時期というか一瞬だけ発売された幻といってもいいくらいの珍しいアンプです。



終段は無帰還となっていて、音もMRVシリーズとは全く異なる方向で、若干の甘さがあるものの温かみのある不思議な甘さで声が声らしく色っぽく、音場は立体的に突き抜ける、車載アンプらしからぬ音が楽しめます。
でも、ほら、カーオーディオの世界というのは「大出力=高音質」っていうレベルですからね。
100Wのアンプよりも200Wのほうが高音質っていう世界ですからね。
無帰還で100Wしか出ないのに10万円という価格じゃ売れないのは当たり前。
でもまぁ、よく製品化してくれたもんですよアルパインさん。
直して治して、まだまだ使い続けますよ!



症状は、2台(前後)とも時々片チャンネルあるいは両チャンネル音が出なくなるというもの。
リレーは以前メンテしていますので、アレかなぁと。



完全ツインモノ構成で、基板のほとんどが電源部です。



パターンも美しい。
ラックスマンのSTARサーキットが採用されています。



所々にパッチが当てられているのが見受けられます。
初期ロットだからでしょうか。
いや、初期ロットで生産が終わった可能性も・・・



入力モード等の切り替えスイッチを外します。
コイツが犯人なのはずいぶん前からわかっていたんですけどね。
グリグリすれば直ったので、それでごまかしていました(^^;
今回はちゃんと治します。



接点がご覧の通り。
車室内という高温多湿な環境の中なので仕方ないですね。
コイツをピカピカに磨いて酸化防止も兼ねて接点グリスを塗っておきます。
2chモードでダイレクト入力でしか使わないのでスイッチ撤去して直結でもいいんですけどね。



リレーも念のためチェックします。
接点は痛んでいませんでしたが、鏡面にしときました。



動作確認。
オッケーですね。ちゃんと音が出ます。
グリグリしても安定しています。
アイドリング電流調整用の半固定抵抗も交換したので、調整します。
気持ち、多めに(^^;

このまま暫くエージングしてアイドリング電流が安定しているのを確認して完了です。
まぁ、本当は電解コンデンサや石なども交換してやりたいところですが、まぁそれはまたの機会に。
と、ここまでの作業は春先に終わらせていたんですけどね。



クルマに戻したのは夏が終わって寒くなってから(^^;
だって、夏は暑くて死にそうだったんだもん!



取り付けてセットアップしてみると、右フロントの音が出ない!!
調べてみると、スピーカーの配線が途中で断線している事が判明。
ドアヒンジ部分のブーツ内でキレイに切れていました。
音が出なかった原因がここにも・・・!

まぁ屋内用のスピーカー専用ケーブルでしたし、なにより年数経過していますからね。仕方ないかなと。
今回は太いスピーカーケーブルではなく、産業用のロボット線で引き直しました。
もちろん、助手席もです。

ちなみにスピーカーはアルパインのDDC-F17Aという初期のDDDrive。
抜けが良く耳障りな音がしないのでずっと愛用しています。
セットのツィーターはちょっと薄くて大人しい感じでしたので、HiViのTN28に交換しています。

ドア内部もしっかりダンプして響かないようにしてあります。
サービスホールも全部塞いであるので、パワーウインドウが壊れたら修理が厄介です。
でも、ここまでしっかり手を加えると、ドアを閉める音も変わってきますよ。



せっかくなのでバッテリーも交換。
本当は55B24Lが正解なのですが、Rが処分で2000円で売っていたので即げっと。
パナソニックがこの価格は嬉しいですねぇ。



ウーハーはパイオニアのリニアパワーのエッジレスユニットを4発使っています。
昔は12インチ2発を大きい箱に付けてアンプ2台600W+600Wでドライブしていたのですが、こちらのほうが反応が良く聞きやすいです。
やっぱ量より質ですよ。

タイムアライメントも調整してセットアップ完了。
住宅地なので、自宅では小さい音でしか音楽を楽しめない環境ですが、クルマならけっこう思い切った音量で楽しめるのがイイですね。
帰宅途中で、信号や渋滞に引っかかっても「まぁいいか。そのぶん音楽を楽しもう!」ってイライラしないでのんびりと、ね。
そんなわけで、私にとってはクルマのオーディオもけっこう貴重な存在なんです。

もうすぐ車齢13年なので自民党の弱い者いじめ政策の一つである重課税の対象になってしまいます。
無駄な税金は払いたくないので買い換えたいところではありますが、そんな余裕なんか何処にも無いですし、まだ動くし、なにより今の時代のクルマに乗り換えたら、この音質を実現させるのはほぼ不可能です。
実現出来たとしても、便利で快適なシートアレンジが機能しなくなってしまいます。

アンプ3台とDACユニット、ウーハー4発付いていてもフル乗車で出かけられる。
シートも普通にフルフラットにできるし荷物フル満載でキャンプだってこなせちゃいます。
今のクルマじゃぁ、こうはいきませんからね。
もうちょっと、このクルマと、このオーディオと付き合って行くとしましょうかね。


K20A タペット調整2012年07月22日 11:35



今年、5回目の車検を迎える愛車のステップワゴンです。
家族が増えたのを期に心を入れ替えて購入した、オイラにとって初めてのオートマ&新車です。

かれこれ11年、走行距離も10万キロ近くなり、大きなトラブルこそありませんが小さいのがチョコチョコと出てきました。

その中の1つがエンジンの異音。
同年式のK20Aを搭載したクルマにとても多く見られるカンカンコンコンというあの音です。
ウチのも、購入直後からその音はすこ~し出ていましたが、温まると消えたので、まぁこんなもんだろうと細かい事は気にしない気にしない。

しかし、7万キロを超えたあたりからけっこう大きくなってきまして、総長の居るホンダディーラーで簡易的に診断してもらったところ「タペット音みたいだね」という事でした。
ああそっか、このエンジンは自動調整じゃないんだって(^^;

世のエンジンのほとんどは油圧による自動調整機構を持っていますが、ホンダだけは別。
昔ながらのネジ調整機構を採用しています。
多分、この会社のコダワリなんでしょうね。
このエンジンはTYPE-R仕様も視野に入れて開発されたので、8000回転オーバーまで余裕を持って対応させるには自動調整では役不足だったのでしょう。

ちょいと前の日産SR20DETなんか、うっかり回しすぎるとロッカーアームが粉々になってたもんね。当時の日産で8000回転オーバーなんて夢のまた夢でした(RB26DETTは除く)。

話を戻してタペット調整。
アクセルのオンとオフで音が変わるってのがちょっと・・・引っかかりますが、まずは出来る事からということで久々にサンデーメカニックをやってみました。

いざ開始すると、ヘッドカバーがボンネット内から取り出せないという事態に(^^;
知恵の輪ですね。あっちやったりこっちやったりでようやく取り出してカムシャフトとご対面。
3000キロ毎にオイル交換していたので、10万キロの割りにはけっこうキレイかな。

シックネスゲージも、現役時代に酷使した物はヘロヘロでさびてしまってたので新調しての作業です。
余談ですが、若い頃はクルマをラジコンのようにいぢって遊んでいたもんです。
爆音にして車高短にして全塗装してROM書き換えたりハイカム入れたり、ハイオクガソリンをずいぶん撒き散らして走り回ってたもんですハイ。
安全運転してるにもかかわらず白バイに止められた事も・・・。

話を戻してタペット調整。
ん~~そんなにひどくないぞ。
4番が吸排気共に一番大きかったけど、それでも0.3ミリ程度。
それでこんな音が出るのかな?って思いながらっも、一応規定値の下限値に16箇所全部調整しました。


作業を終えてエンジン始動。
カンカンコンコン・・・あれぇ・・・やっぱり(^^;
結果からいくと、全然変わってないです。
と、なると・・・コンロッドメタルか?!
それならアクセルのオンオフで音が微妙に変わっている事も説明がつきます。

K20Aの異音について、ネットで検索してきると、かなりヒットしました。
でも、有力な情報はなんにも・・・・
質問サイトにも多く見かけましたが、なんというか、どれもこれも回答がなってねーよ。
自分のブログならまだしも、こういう場で知らないくせに知ったかぶっていい加減な回答すんじゃねーよって。
ひどいもんだ。中卒のオイラもビックリです。
まぁ、クルマヲタの世界なんて、こんなもんかな。

もっと驚いたのは、この異音に対するディーラーの対応に関する情報。
ネットにあがっている情報が事実なら、まったく的を得てない関係ない作業で高額な整備代金を請求しているということになります。
これじゃぁ、昔オイラが勤務していた群馬最大の中古車販売会社と同じ手口&レベル。
無知な素人に付け込んだ、悪質な手口としかいいようがないです。
結局、私もこういう納得いかない作業を上からの命令でやらされ続けて嫌になって辞めちゃったんですけどね。まぁ負け犬ですハイ。

それにしても、ホントにホンダの看板掲げたディーラーがこんな作業やってるのかな?
にわかに信じられない。
ウチの総長(工場長)の下でこんな事やったら、担当者はグーで殴られるよ。

話を戻してタペット調整。
なんでもそうですが、修理というのは故障箇所の特定が一番難しいもんです。
とくに異音というのは物凄く厄介で、私も現役時代はずいぶん苦労しました。
面倒だけど、考えられる事を1つ1つ消去法でやっていくしかないんです。

今回の作業で、バルブクリアランスは問題ないという事が確定しました。
これは大きな一歩だと思います。

さて、この先の作業・・・コンロッド?
さすがにこれは・・・エンジン降ろさなくても出来なくはないけどリフトに上げないと厳しいなぁ。
もう1度車検通してあと2年、このままがんばってもらいましょうか。
新車買うカネ無いし、近年のクルマじゃデカいアンプ3台設置するスペース無いしね。