自転車用LEDライトの製作2017年01月14日 21:23


今回は、前々からずっと欲しかった自転車用の明るいLEDライトの製作です。

ブラック企業の不良社員なので、日の長い夏場でも帰宅時間は普通に真っ暗。
貧困ゆえに自転車通勤なので、明るいライトは必須アイテムです。
自転車用としては格段に明るい10WのLEDライトを付けていますが、この眩しいライトが見えていないのか、一時停止無視で飛び出してくるクルマの多い事多いこと!
帰宅途中にある学習塾の送迎時間に当たると、本当に怖いんですよ。
10W (800ルーメン) 程度の光量では、安全上問題があるようです???

と、いうことで、もっと明るいライトを探しましたが10W以上となると適当な製品が見当たらないので、無いなら作ってしまえ!という事になりまして。

10Wでダメなら20Wかなと色々探しましたが、LEDサイズは20Wも100Wも全く同じという事がわかりました。
価格もさほど変わらないので、思い切って最初から100W (7500ルーメン) で行く事にしました。



LEDは100W (Vf33V/If3A) 、それに丸型ヒートシンクと凸レンズとリフレクターを用意。
その他専用設計したLEDのアルミベースと外装は汎用旋盤で加工しました。
貧乏なので、アルマイト処理はしていません。





まずはこのヒートシンクで放熱が間に合うかテストです。





CVCC電源で3A流してみました。これは、ヤバいです!
直視したら本気でマズい光量です。
さすがは投光器用のLED、ハンパないです!

放熱は、100Wだとかなりの熱量になります。
走行中なら大丈夫かもしれませんが、信号待ちで危険ゾーンまで一気に上がりそうです。





自転車で使うので、バッテリーが必要になるわけですが、Vfが32Vくらいなので秋月のニッケル水素バッテリーを30本直列にして36Vにしました。
大容量のリチウムイオンバッテリーを昇圧して使う事も考えましたが、消費電流がハンパないのと安全性を重視して・・・というか正直なところ貧乏なのでコスト面で却下となりました。

バッテリー容量は830mA、内部にポリスイッチが入っていて、だいたい2Aくらいから制限されるようです。よって、3Aで100Wは無理という事になりますね。

ポリスイッチを撤去して100Wにしたとしても、バッテリー容量の関係で帰宅途中にバッテリー切れで無灯火になるのは確実ですので、まずは50Wで進める事にしました。





36Vのバッテリーとなると充電器も作るしかありません。
10時間くらいで満充電になるような電流で作りました。
以前葬ったアナログBSチューナーのトランスを活用してコストダウン。ケースはもちろん100均です。基本ですよね。

これなら、帰宅して充電すれば、翌朝にはちょうど充電完了になっているはずです。
長すぎず、短すぎず、生活リズムに合わせての設計ですが、落ち着いて考えてみると1日24時間の間に自宅に居る時間が10時間以下って・・・それで貧困・・・ううむ。





ドライブ回路ですが、当初は抵抗1本で済まそうかなとも思っていたのですが、LM2596を使用した安価な降圧DC/DCユニットを使ってみました。
これ、中国製なので作るより安価ですが、電解コンデンサだけは国産品に交換しました。

抵抗なしでLED直結という使い方は基本的にはNGですが、ポリスイッチのおかげで2A以上は流れないので、放熱さえ気をつけていれば自己責任で使うには問題ないという事で(^^;
いや、LM2596を定電流DC/DCで使う事も検討しましたが、36V以上ある電圧を5Vにできる効率の良い手頃なレギュレーターが入手できなかったため採用を見送りました。
いや、お金を積めば解決できたでしょうけど、貧困なので断念です。

ちょいと手を加えて、外部スイッチでON/OFFできるようにしました。
LM2596の内部スイッチ機能を使うため、外付けスイッチは小容量の物でOKです(これが目的)。





スイッチは、専用品を買うとなると結構な価格なので、100均ライトのお尻スイッチをそのまま流用しました。
簡易防水構造ですし、下手な専用品よりも良い感じです。

DC/DC基板も100均の物干し竿用の熱収縮チューブでパックしました。





ハンドライト用のブラケットを改造してハンドルに取り付けられるようにしました。
固定ネジがプラスチックだったので、普通の鉄ネジに替えました。
樹脂ネジのほうが高そうだけど・・・??





愛車の通勤改速マシンに取り付け完了!
出来る限り小さく目立たないように作ったつもりですが、けっこうな存在感になってしまいました。
黒アルマイトにすれば多少は目立たなくなるかな?

さてさて、実際の使用感ですが・・・

結論からいうと、使えないですわ(^^;

いや、予想通りというより予想以上の明るさで、自動車のヘッドライト並かそれ以上です!
めちゃくちゃ明るいです!
夜、川沿いのサイクリングロードを走りましたが、多数の地雷 (犬のウ○コ) もしっかり見えるので安心して走ることが出来ました。
こんな時間なのに、黒い服を着て歩いている人も、かなり手前から確認できました。
向こう岸までクッキリ照らせる大光量!
50Wでこの威力!これなら100Wまでは要らないなと。

でもですね、このままだと自動車がハイビームで走っているのと同じなんですよ。
実際自分でも見てみましたが、めっちゃ眩しいです。
これはもう殺人光線みたいなもんです。
わずか直径4センチから50Wが放射されているんですから、クルマよりも眩しくて当たり前。
こんなのが対向してきたら、アタマに来るのを通り越して殺意を抱くレベルですよ。

昔クルマを運転中に、カーブの途中でハイビームの原チャリに目がくらんであわや正面衝突なんて事がありましてね、そんな経験からこれはさすがにマズいなと。
安全を確保するための大光量ライト計画でしたが、このままでは逆に危険なライトという結果になってしまいました。

今後は、光軸を修正し上半分をカットするような配光になるよう改良していきたいと思います。

でも、一時停止無視のクルマに対するパッシング的な用途なら、今のままでも良いかなぁ?



1ビットデジタルアンプで遊ぼう、の巻き。その22015年10月10日 09:55


さてさて、シャープの1ビットデジタルアンプ遊びの続きを少し進めましたので軽く紹介です。

シャープといいますと一般的には液晶やソーラーパネルといったイメージが強いですが、私くらいのオッサンになると 「 SHARP = X68000 」 なんですよ。
若い世代の人は知らないかもしれませんが、当時としてはぶっちぎりのハイスペックなゲームマシン(ちと違うかな?)でした。
まぁ、価格もぶっちぎりでしたけどね(^^;

そのX68000ですが、バッ活の記事の影響でクロックアップ改造が大流行したものです。
ええ、もちろん私もやりましたよ。
SION2とかOVERTAKEを滑らかに動かして死ぬほど遊んだもんです。

そんなわけで(どんなわけだ?)シャープといえばX68000なんですよ。
X68000といえばクロックアップというくらい、それはもうワールドスタンダードでした(嘘です)。

というわけで今回はシャープの1ビットデジタルアンプのクロックアップ改造です!

前回の記事の中でCX8のアンプモジュールについて「NX20をも凌駕する可能性を兼ね備えたモジュール」と書きましたが、その理由を少し紹介したいと思います。

CX8は初期の1ビットアンプと同じ2.8MHz仕様なのですが、発売は5.6MHzモデルと同時期で、使われているチップも5.6MHzモデルと同じIX0498AWが使われています。
5.6MHzで使える仕様なのに、あえて2.8MHzで使っているんですよね。

なんで??

コスト的には2.8MHzも5.6MHzも全く同じなのですが、販売する都合上、多少の差別化が必要なわけでして、フラッグシップモデルのNX20を持ち上げるためにもCX8は2.8MHzで販売する必要があった・・・かどうかはわかりませんが、多分そんな感じの理由だったのではと勝手に推測しています。

じゃぁ、CX8も5.6MHzにしちゃえば美味しいんじゃね?って事でやってみる事にしました。




むかーし昔、X68000で遊んでいた時の懐かしいパーツケースを引っ張り出してきました。
当時はオシレーターマニアになってましたね~(^^;

買ったけど使わず終いだった68000と68881、変態なので見ているだけでも満足です。




さてさて、まずは手始めにクリスタルを適当な物に変えて2.8MHzから4.2MHzへ。
全然問題ない事を確認して、少し本気モードへ。




どうせならX68000改のように動作中のクロック切り替えができるようにと簡単な回路を作ってアンプモジュールに組み込みました。





回路図はこんな感じ。
48MHzのオシレーターを使っているのは、たまたま手元にあったからです。
このオシレーターをX68000に付けると12MHzになるのですが、これだとちょっと物足りなくて外してそのまま保管しておいたものです。
20年以上の月日を経て、またもシャープのクロックアップに駆り出される事になろうとはねぇ。

今回の改造で6.0MHz動作が可能になります。
純正の5.6MHzから6.0MHzへ。
ベータマックスの「6.0MHz SHB」みたいでカッコイイでしょ(^^;
2.8MHzのCX8純正から見れば倍速以上の大幅なクロックアップです。
そういやさすがのX68000でも倍速は無理だったよなぁ。
15MHzで常用してたっけ。懐かしいです。

さてさて、クロックアップの効果のほどはといいますと・・・
まだちゃんと試聴していないので、インプレはまたの機会にという事で。

チャンネルはそのまま!!

・・・ではなく、この続きはがらくた文書工房さんへ!


1ビットデジタルアンプで遊ぼう、の巻き。その12015年06月02日 18:39


SHARPの1ビットデジタルオーディオフリークの皆様、お待たせ(?)しました。
いよいよ今回からジャンクの1bitミニコンポをベースにがらくた文書工房さんと共に本格1ビットオーディオアンプの製作方法を紹介していきたいと思います。

基本的には缶様と同じ仕様ですが、ウチはよりハイグレードな仕様で・・・といきたいところだったのですが~・・・
なにぶん格差社会の下のほうに居る中卒貧困サラリーマンなもんで・・・。
オーディオ用の豪華な部品なんか、とてもとても買える身分ではございません。
でも、貧困でもオーディオを楽しみたいぞ、1bitオーディオで遊びたいぜっていう気持ちに変わりはありません。

そこで、なるべくカネかけずに、でもその代わり手間は惜しまないぞ!という方向でハイグレードな1bitアンプを作ってみる事にしました。







今回餌食にする機体はSD-CX8です。
なんでこのモデルを選んだかといいますと、たまたま巡回したハードオフで入手したのが始まりで、その後も運命的に連続して入手できたからです。
かれこれもう4台くらい葬っているかなー?

CX8に使われているアンプモジュールはCX1やCX3、NX10やNX20等と比べ設計が新しく基板の実装も無駄が無くコンパクトに仕上がっています。
電源に一癖ありますが、ジャンカーには扱いやすいサイズとNX20をも凌駕する可能性を兼ね備えたモジュールで、なによりフラッグシップ的存在のNX系より遥かに安価で入手できる点は、私のような貧困層にはむっちゃ嬉しい限りなのであります。

CX8について調べてみると、販売価格が比較的手頃だったため、けっこうな台数が出回っているようです。
しかし、機械モノの宿命とでもいいましょうか、年式的にCDもMDも壊れてラジオしか聴けなくなって、その結果けっこうな台数がジャンクとしてヤフオクやハードオフに出回るわけですね。
製品としては粗大ゴミかもしれませんが、我々ジャンカーが部品として見ると超絶的なお買い得品となるわけで(^^;
安いと数百円、高くても2000円くらいかな、今でも目の前にあったら即ゲットするようにしています。





今回のブツはCDもMDもOKで、なかなか美品で程度の良い機体でしたが、我慢できずにバラして使える部品を徹底的に剥ぎ取りました。
使えるものは極力リサイクルです!





オリジナルの電源回路です。
まず-10Vの生成回路がちょいと面白いですね。
どういった狙いなのかは中卒の私には分かりませんが、非安定化電源の-16.8Vを基準に6Vを生成していますので、ひょっとしたらこのあたりにデジタルアンプを非安定化電源でも使用できるようにした秘密があるのかもしれません。
通常、帰還回路を持たないデジタルアンプのブリッジ回路は安定化電源が必須ですからね。

アンプモジュール直前に0.1オームの抵抗がシリーズに付いていますが、これは過電流検出用と思われます。
シャープのミニコンポは安全性を最優先して各部の電圧や電流を監視して、異常が出た場合は電源をシャットダウンするように設計されています。
見えない部分ですが、しっかりとお金をかけて作り込まれている証拠ですね。
電源だけでなく、スピーカー出力にも同様の安全対策が行われています。
素晴らしいです。

突入電流を制限する目的で負荷に対してシリーズに抵抗を入れる事もありますが、もしそのような目的であったならば整流回路から電解コンデンサまでの間に入れるはず。
この位置では突入電流に対しては無意味ですし何よりこれはオーディオアンプ。電源ラインのインピーダンスは低くする事を心がけるのが鉄則。
と、いう中卒の幼稚な自論から、この0.1オームは自己責任による自作品に限っては必要ないという結論に達しましたので撤去です!





で、中卒のオッサンが自分の自作用に書いた落書きがコレになります。
センタータップ式の正負電源から独立整流に変更しました。
コストと手間はかかりますが、過去の経験から音質的メリットは大きいと思っています。

トランスは大容量の高級トロイダルコアトランスを・・・と行きたいところですが、中卒で貧困層の私にそんな財力などとてもありません。
そこで、過去に葬ったCX-8に付いていたトランスを改造した上で2個使い、並列駆動で容量をアップさせて使う事にしました。
並列にする事で低インピーダンス化による音質向上も見込めますので、高級トロイダルコアトランスよりも有利なんだぜって、貧乏人の負け惜しみです。




巻き線のパラ化改造の参考画像です。
センタータップにある2本の線を外してバラして巻き線を独立させます。




センタータップ改造の参考図です。
この技は覚えておいて損は無いと思います。
今回の改造に限らず、ジャンクから剥ぎ取ったトランスを活用する場合にはとても有効だと思います。




独立させた巻き線を並列に接続すれば容量アップ化完了です。
同じトランスをもう1個作って独立整流させれば最強の電源回路の完成です!




そうそう、巻き線を並列にする時は、位相(巻き方向)を合わせないとトランスが燃えますので、実践する場合はよーーーく注意してくださいね。
(実際は内蔵されている温度ヒューズが切れて事なきを得ますが)
あと、できれば念のためPSE法に基づくような絶縁テストも行っておく事をおすすめします。





中卒が好き勝手やりたい放題やらかした落書きがこちらになります。
メインの電源は並列駆動にして余裕過ぎる容量に、A/D部とプリアンプ部はパワー段から切り離して供給するようにしてみました。

A/Dリセットは無くても問題なく動作していましたが、まぁあったほうがいいのかなぁという事で、念のためCRによる簡単な回路を付けておきました。




で、完成した電源ユニット。
ほとんどがコンデンサという狂気の豪華仕様(^^;
これも自作ならではの自己満足ですね。
コネクタはCX-8に付いていた物を剥がして再利用しましたので、万が一アンプユニットに不具合が出ても予備さえ確保しておけば容易に交換が可能となります。
末永く愛用するためにも、メンテナンスが容易にできるように設計段階から盛り込んでおくと後々便利ですよ。

とりあえず今回はここまで。
資金をためて、進展したらまた更新しますね。

自転車スタンドの製作2014年12月20日 21:39

久々の更新です。
ネタは色々あるのですが、なかなか時間が無いという状態・・・。

とりあえず、今回は本日マッハで仕上げた自転車スタンドの紹介です。
ロードバイク用のスタンドを作ってみました。

プレハブ倉庫じゃ、せっかくのマシンが傷んでしまいますからね。
狭い玄関でも邪魔にならないように設置できないものかと色々と探しました。
最初はこんなのを買おうと物色していたのですが、見ているうちに似たような物が作れそうなので作ってみる事にしました。
ググってみると、みなさん自作されているようですね。
先輩方の製作例を参考に、材料を開店と同時に仕入れてきて作業開始です!



安価なSPF材や垂木を使います。
材料費は1020円でした。

それにしても、木材の価格もずいぶん上がりましたね。
以前、子供のロフトベッドを作った時と比べると、倍とまではいきませんが5割くらい上がっています・・・。




ざっとカタチになりました。
うん、我ながらよい出来かなと(^^;




現車合わせ。
問題ないですね。
あとは固定方法を吟味して仕上げます。




完成!




今回の購入品の中で一番高価だったラチェット式のロープ。
これでクランクを固定します。
タダのヒモでもいいんですけどね、引っ張るだけで固定できるラチェットのほうがラクですから思い切って奮発しました。
このロープ1本でも大丈夫なはずなのですが、ちょいと心配なので保険を兼ねて前輪も固定するようにしました。




もちろん地震で倒れないように対策も行いました。
これならちょっとやそっとでは倒れないので安心です

総製作費は2500円ほど。
思いつきから完成まで半日でここまで出来ました。
まさに電動工具サマサマですね。

さて、あとは飾りにならないようにガンガン乗りまっせ!

1bitオーディオ SD-NX20の単体改造2014年07月03日 20:31

シャープ1ビットデジタルアンプ愛好家の皆様。
お待たせいたしました。

今回は、あのSD-NX10/NX20をアンプ単体で使用できるようにする夢のような改造方法を公開しちゃいましょう!

前回、NX10の改造記事を書いたところ、たくさんの反響とコメントを頂きました。
残念ながらアタマの悪いコメントのほうが多かった印象ですが、全部拝見した上で削除させてもらいましたよ。
ま、それだけ人気のあるモデルというわけですが、残念ながら年式的に本体の調子が悪くなってきて、修理するにも補修部品の関係で使い続ける事が厳しくなりつつあるのが現状です。

本体の修理は諦めて、せめて独立しているアンプユニットをどうにかして単体で使いたいと考えている人、けっこう多いのではないでしょうか。



前回軽く紹介したようにフルチューン状態にする魔改造的な記事も考えましたが、記事としては面白いかもしれませんが万人向けではないかなと。
このへんはずいぶん悩みました。
いろいろ検討した結果、より多くのNX10/20ユーザーに楽しんでもらえるように、ハンダ付けさえできれば改造できる内容でまとめてみたつもりです。
が、作業に関しては当然ですが自己責任です。
失敗してブっ壊しても感電して死んじゃっても、誰も何もしてくれません。
すべて自己責任です。
自己責任の意味がわからない人は作業しちゃダメですよ。







バラします。
写真では勢い余ってアンプユニットまで外しちゃいましたが、ここまでバラさなくても大丈夫です。





この部分にジャンパー線を取り付けます。
これで電源が入るようになります。
ここにはAC100Vが流れるので、間違えないように、しっかり付けてくださいね。
テンプラハンダ厳禁です。




電源が入って数秒後に出力リレーをONにする必要があります。
ユニバーサル基板にタイマー回路を組むのが一般的ですが、電子工作の経験が無い人には少々無理があると思いますので、今回は制御機器用のタイマーを使います。

オムロンなら「H3Y-2 AC100-120V 10M」、パナソニックなら「S1DX-A2C10S-AC120V」あたりですかね。
1個用意します。





タイマーユニットの端子を写真の箇所のリレー端子に接続し、矢印上のパターン2本をカットします。
どちらか1本だけでも構いません。要はこの裏に付いているリレーが動作しないようにすれば良いだけですから。

端子番号はタイマーユニット本体に記載されていますので、よく見て接続します。
パターンカットはカッター等で簡単にカットできます。





さきほどジャンパー線を付けた近くにも接続します。
この配線にはAC100Vが流れますので、タイマーユニットの端子部分には熱収縮チューブやビニルテープなどで絶縁対策をしっかり行ってください。
感電やショートといったトラブルは、本当にシャレになりませんから。




タイマーユニットは基板と電解コンデンサに付けるように厚手の両面テープで固定します。
スペース的にけっこうギリギリですので電解コンデンサ側に取り付けます。
無事取り付けられたらタイマーユニットのツマミを4~5秒くらいにセットしておきます。
ちなみに0のまま通電すると、電源ONと同時にスピーカーが壊れるくらいの衝撃的なポップノイズに見舞われますので、設定は忘れずに!!
念のため、動作確認は飛んでもいいスピーカーで行う事を強くお勧めします。

以上で改造作業は完了です!
簡単でしょ??
コンセントに接続すると電源がONになり、4~5秒後にタイマーがカチっと作動し出力OK状態になります。

最も簡単な改造方法という事で少々妥協気味の内容ですが、これでも十二分に実用になります。
ああしたほうがいいこうしなきゃだめだとかいう声が聞こえてきそうですが、上記のようなコンセプトですので、そのへんは自由にアレンジして楽しんでもらえればと思います。

ミニコンポ本体へ繋ぐ端子は使用しないでください。
できればコネクタを差し込めないように栓したほうが良いです。

ミニコンポ本体のプリアンプを通さないので、若干ゲインが低いのが難点ですが、そのぶん一皮むけたストレートサウンドが味わえます。
一度聴けばもう、病み付きになることうけあい(^^;

あ、音量調整はできませんので、良質なプリアンプと組み合わせるのが大前提となります。
あるいは可変出力の付いた一昔前のCDプレーヤーを直接接続なんてのも良いかもしれませんね。
ipodのヘッドホン出力でも快適に楽しめましたが、最大出力までは出せない印象です。
まぁそれでもうるさいくらいの音量は得られますけどね。

あ、そうそう、世に出荷されたすべてのNX10/NX20を確認したわけではありませんので、ロットによって微妙に違って改造できないなんていう事も、ひょっとしたらあるかもしれません。
もしそんな時はコッソリ連絡頂ければ幸いです。

それでは、みなさんの健闘を祈ってますよ!




PCオーディオ専用電源の製作2014年01月06日 22:31

世の中、PCオーディオが流行のようで。
CD再生がメインの我が家ですが、CDデータをNASに突っ込んで再生できる環境というものに魅力を感じてしまう今日この頃。
パイオニアのN-50とか凄く気になる存在なのですが、超貧乏の金欠ヒラリーマンにはとても手が出ません。

そんな時、缶コーラさんのブログが目に止まりました。
これは凄い!やるしかねぇ!!って事でシンクライアントPCを入手してvoyageMPD導入に挑戦しました。
が・・・
素人ゆえのアホなトラブルが色々ありましてね(^^;
最終的には缶さまに泣き付いてPCを送り付けて(汗)セッティングして頂きましてね、
今では快適に使わせて頂いてます。
缶さま、ありがとうございました!

voyageMPD、コレいいですわぁ~!
PCはもちろんNEXUS7やスマホでサクサク操作できるのですごくラク。
PC本体もちっちゃくて、ラックの片隅に設置できます。
これでPCオーディオがグっと身近になりましたです。
もうN-50なんか要らないよ!



さてさて、今回使用したHPのシンクライアントPCは、当然ですがスイッチング電源のACアダプターです。
PCとはいえ、オーディオ機器として使いたいですし、オーディオ機器と混在して使うので、他の機器への悪影響をも考えるとスイッチング電源は避けたいところ。
そこで、昔ながらのトランス電源によるリニア電源を作ってテストしてみる事にしました。

ドフで15V以上で適当な容量のACアダプターをゲットして、それをベースに安定化電源に仕上げます。



速攻でバラします。
中身はご覧の通り非安定化電源そのまんまです。



それを12Vの安定化電源に改造します。



回路図はこんな感じ。
この定数だと11.6V程度の電圧ですが、全く問題なく使用できています。
一般的なE24系列の抵抗を使用するとこの電圧になってしまうのですが、どうしても12Vピッタリにしないと気が済まないシビアな人はサーメットタイプの多回転タイプの半固定抵抗を使ってしっかり調整しまくると良いかと思います。



損失もそれなりにあるのでヒートシンクを付けて出来上がりっと。
もうちょっと大きいほうが夏場は安心かなと。
でもまぁ定格範囲内なので全然オッケーですけどね。

さてさて、気になる音の変化ですが・・・
電源の質がモロ音に出るようにバスパワーのBEHRINGERのUFO202を用意しての試聴。

けっこう、効きますね。
一番の違いは喧しさが無くなる点でしょうか。
一瞬、元気がなくなったように感じるのですが、いやいや、そうではない事にすぐ気付くはずです。
ヘビメタや電子楽器全開系のソースでは物足りなく感じるかもしれません。

やっぱり、電源は大切ですね。
USBケーブルにン万円かけるより遥かに安くて効果的ですよ!



と、いう事でシンクライアントPCが増殖中(^^;
各部屋に1台ずつ設置すれば、いつでも気軽に超高音質再生が可能になります。
タブレット端末での操作感は、選曲の速さや操作性などCDを遥かに上回ります。
音質も常に安定していて、このあたりはメカモノのCDプレーヤーに対して大きなアドバンテージである事は、メカモノ好きとしては認めたくないのですが・・・ねぇ(^^;

今後の課題は、WAVファイルを格納しているNAS容量の増強、かなぁ?
2TBじゃ、すぐにいっぱいになっちゃいそうです。
あとはvoyageMPDの実力を最大限に引き出せるUSB-DACの製作、これ重要。
そんなわけで、2014年は我が家のオーディオ環境が激変するかもしれません?!

ペール缶で燻製2013年10月08日 22:24


前回、激しくオーバークォリティな温度調節器を製作して、よりパワーアップしたはずの燻製器ですが、実は致命的な問題が発生してしまったのであります。

だいたい燻製の温度は物にもよりますが60~100℃度くらいですが、仮に100℃に設定するとピッタリ100℃になるのですが煙が出ないという・・・(^^;
それじゃぁ煙が出る温度というと200℃オーバーに・・・

ヒーターと食材(=温度センサ)の距離が近すぎるのが原因である事は間違いないので、今回は適度な距離感を確保するために容量アップ化を行いました。


できるだけ手間隙かけず安くて手軽に出来る方法・・・という事で、会社で使用済みのペール缶をがめてきました。
ペール缶って買うと高いけど、中身を使った後はだいたい鉄屑として処分されちゃうんですよね。
外観デザインを気にしなければタダでいくらでも入手できるのではないでしょうか。

自動車整備屋さんとかなら、もっとカッコイイのが入手できると思いますが、今回はダサダサのスライド68番です。



金属ハサミが無いのでハンマーと雑用貫通ドライバーでくり抜きました。



こんな感じ。



切り口は鋭利な刃物そのものなので、プライヤーで1回折り返しておきます。
こうする事で不慮の怪我を回避できます。
ひと手間かかりますが、後々の事を考えれば安いもんです。



適当にネジを付けて網が乗せられるようにします。
とりあえず2段分付けました。



ヒーターの熱が直接当たらないように脱着式のパンチングメタルを用意。
これで熱に弱いチーズなども安心です。



改造した燻製器と組み合わせるとこんな感じ。
サイズはピッタリだけど、安定性がイマイチかな。
強風で倒れそう・・・。

前回製作した温度調節器をセットして、オートチューニングを行います。



日が暮れるのを待って燻製開始です。
なぜ夜になってからって?
住宅地で燻したら物凄い近所迷惑ですからね。
お隣さんが洗濯物を片付けたのを確認してから、ね。



いい煙が出てきたぞ(^^)



中はこんな感じ。
燻し終わったら、このまま夕飯へ。
焦げる事なくあつあつの燻製ウインナー。
温度制御も完璧!!
うまかったよ~!



翌日、かまぼことチーズをやってみました。
チーズは網の上に直接置いたのですが、溶け落ちそうになったので途中からアルミホイルの上に乗せ変えました。
と、いう事で網目模様になったわけですが、これがまたちょっと新鮮でGOOD?!

今回はじめてやってみたカマボコ。
これビックリ!かまぼこの燻製がこんなにも美味いとは思わなかった!
98円のかまぼこと238円のチーズでご満悦ですわ(^^)

ペール缶を使った燻製は大成功でした。
ただ、ここまで来ると元々の丸型燻製器の意味が無くなってきたような・・・。
明らかに不安定で、重みで3本の足がもげそうな・・・。

ペール缶をもう1つ用意して、2段重ねでしっかりしたのに作り直そうかな~なんて考えている今日この頃です(^^;


コールマン CPX6バッテリーを試す!2013年05月17日 22:57

今回はコールマンのCPX6バッテリーを試してみます。

単一アルカリ乾電池で充電池を充電するという恐ろしく不経済な仕様のコールマンLEDランタンですが、充電式のCPX6を使う事で「ある程度」経済的に使えるようになります。
   
WEB上では、100円ショップのニッケル水素充電池と充電器と単一アダプターを購入して使用している方もいるようですが・・・
残念ながら、ニッケル水素4本(4.8ボルト)ではエリアライトを満足に充電する事はできません(確認済み)。
いくら100円とはいえ、全部(電池4本、充電器2個、アダプター4本分)揃えると840円ほどかかりますし、それで使えないのでは意味がありません。
やはりニッケル水素電池が5本内蔵された6ボルトのバッテリーが必要になります。

LEDランタンに付属してきたバッテリーケースを改造して、ニッケル水素電池を5本突っ込んで自作する事も考えました。
しかし、いざ費用を見積もると・・・・・素直にCPX6バッテリーを買ったほうが安いという結論に達しました(^^;

CPX6って、意外と安いんですよね。
これなら買うしかないでしょう!って事で購入!



もちろん、今回もパッケージ不良のアウトレット品でチョット安くなってました(^^;
アウトレット品ですが、ちゃんと保証書(購入時にレジで捺印してもらいました)も付いている正規品です。

バッテリー単体のみと、今回のようにバッテリーと充電器2種がセットになった物とがありましたが、それらの価格差は500円程度という事を考えると、充電器セットのほうがお得と判断してセット品を購入しました(^^;

では、早速充電してみましょう!





あれ?ACアダプターを接続しても何にもランプが点かないんですけど、こういう仕様なの??
説明書を見ると、充電中は赤色で、完了すると緑色になるらしいですが、なんにも点きません。
ちょっと、嫌な予感・・・・・。




嫌な予感的中。
付属のACアダプター、新品なのに死んでます!!!
なんともまぁ・・・さすがは中華製品(^^;
抵抗を測定すると、内部の電解コンデンサの反応が確認できますので断線では無く明らかに回路のトラブルです。
まぁ、保証書もあるので修理可能なんでしょうけど、中身がどんな状態なのか容易に想像できますので、このへんは安全性も考えて安全安心の秋月のにしたほうが良さそうですね。




バッテリーの端子電圧を測定してみました。
あぁ・・・、無負荷でこれだと、終止電圧以下ですかね。
ニッケル水素電池は過放電に弱く、一度やっちゃうと復活できなくなります。
大丈夫かな・・・?




バッテリーを開けてみたところ、サブCサイズと呼ばれている3000mAが5本入ってました。
ラジコンや電動工具などに使われているタイプですね。
これなら、寿命になっても容易に交換可能ですし、より大容量化も可能です。

ちなみにサブCタイプのバッテリーは1本500円くらいでしょうか。
と、いうことで下手に自作するより素直にCPX6を買ったほうが安いという事になるわけです。




念のため、バッテリー単体の電圧を測ってみたところ、1.2Vの物が2本、0.8V程度の物が3本とバラつきまくりでした(汗
0.8Vっていうのは、ニッケル水素電池にとってはもう手遅れ致命傷です。

ううむ・・・まぁ・・・海外製品ですから・・・




ACアダプターが死んでいるので、暫くの間は12Vのシガーソケットから充電する事になりそうです。
ランタンに続いてこの結果・・・電気に弱いコールマンという印象がより強くなってしまいました。

バッテリーが過放電状態だったのは間違いありませんので、どの程度の劣化なのか確認してみる事にしました。




おそらく市販のデータロガーの中で最も安価な秋月のデータロガーボードを用意しました。
分解能は10ビットですが今回の放電テスト程度の用途なら私的には充分です。
パソコンへのリアルタイム転送はできませんが、ボード単体でのロギングが可能ですので、使い方次第でとても便利な逸品になります。




充電完了したCPX6バッテリーをダミーロード抵抗を用いて放電します。
アンプの調整用に作ったダミー抵抗なので8オームです。
あいにく手元にあるダミー抵抗はコレと5.9オームしか持っていないので・・・。
この抵抗値だと、だいたいDUOランタンを点灯しているのと同じくらいの消費電流になりますかね。




ロギング終了。
記録されたデータをパソコンに転送します。
結果は、予想よりも遥かに良い!?
ざっと2700mAです!

セルには3000mAと表記されていましたので、ちょっとオマケしておおよそその通りと言って良いでしょう。
中華のバッテリーは、表記されている容量の半分以下というのが定説ですので、それらと比較すると超越したクオリティといえます。
中華でも、中にはこういう高品質な製品もあるんですね。




コールマンのCPX6バッテリーは、予想以上にしっかりとした製品でした。
まぁ、付属の充電器のクォリテイやバッテリーケースの構造上で接触不良を起こしそうな部分が見受けられましたが、バッテリー単体で揃えるよりも安価でセットが買えるというのは、なかなか良心的な価格設定だと思います。

CPX6対応の製品を持っているのであれば、買って損は無いと思いますよ。

前回仕上げたDUOランタン。
極太のスポンジグリップと吊り下げ用の脱着式ワイヤーで機能性をアップ!
さて、これで安心していつでもキャンプへ持ち出せるぞっと!


燻製器用温度調節器の製作2013年04月17日 22:43

燻製ネタは続くよ。

ヒーター直結改造でパワーアップした自家製燻製器ですが、その後も大活躍しております。
同じ丸型の燻製器を持っていた会社の同僚からも同じ改造を頼まれまして、じわじわと電気燻製器の人気が高まっている(??)今日この頃であります。

あれから毎週末はいろんな物を燻製にして楽しんでおりますが、先日は同僚オススメのゆで卵を燻製にしてみました。


何度かやっているうちに、火力(温度)が高すぎるのはなんとなく分かってきましたので、熱が直接当たらないように100円ショップで入手した穴あきボウルとザルに乗せています。
焦げる事はありませんが、皮?がとても硬くなってしまいました。
温度計は160℃以上になっていましたので、明らかに温度が高すぎるようです。
ま、硬くても美味しいので私的には全然オッケーなんですけどね。



そんな無謀な燻製を繰り返しているうちに、フタの裏側の塗装が剥がれ落ちてしまいました。
まぁ、アマゾンなどでこの製品のレビューを見ると、ピンクの塗装が落ちたとか溶けたとか書いてありましたので、いずれはそうなるだろうと思ってはいましたが・・・。

塗装が剥がれてしまいますと、必ずサビが発生します。
いや、速攻で発生しました。
錆びが混ざった蒸気などが食い物の上にポタポタ落ちる・・・
そんなイメージをリアルに想像してしまうと、どうしたものかと・・・・・

温度が高すぎるのは間違いありませんので、温度調節器を作る必要が出てきました。
しかし、いざ作るといっても、どうしようかなと。
いつものように電子部品を集めて基板から・・・そうですねぇ、温度センサとコンパレーターICを組み合わせれば比較的簡単な回路で温度制御が出来るようになります。
しかし、この方法では大雑把な制御しかできませんので、オーバーシュート(温度が上昇し過ぎる)などが発生してしまいます。
そして何より、性能に見合わず費用もそれなりにかかってしまいます。

今回の用途に見合った性能の温度調節器を作るとなると、マイコン制御は不可欠です。
マイコンボードとパソコンを使った高度なプログラミング技術が必要になりますので、中卒の私にはまず不可能ですし、出来たとしても部品代だけでもかなりの金額になってしまいます。

そこで、産業用の温度調節器を使ってみる事にしました。
バイメタル方式や単純なコンパレーター方式では到底実現できないような緻密な温度制御が可能になります。
温度もデジタル表示で設定できますし、PID制御で安定性も抜群です。
何よりユニット化されていますのでドライバー1本で配線するだけという手軽さ。
産業用ですので、性能と扱いやすさと高い耐久性が当たり前のように備わっています。

と、まぁ、性能的には申し分ない産業用ですが、問題は価格。
だいたい2万円以上します。
ですが、ヤフオクを見てみると・・・新品が3000円くらいで出ています。
多分、追加機能(イベント出力や通信機能など)の選定ミスでの出品でしょう。
今回の用途なら追加機能は不要ですし、この価格なら自作よりも遥かに高性能で、しかも安く済みます。

という事で、ポチッっとな。


今回は山武(azbil)のSDC15シリーズをチョイスしました。
山武を選んだのは、たまたま出ていたからで、とくに拘りはありません。
オムロンのE5やパナソニックのKT4など、性能的にはほぼ同じでしょう。

選ぶ時の条件は

●K熱電対入力対応
●電源電圧AC100V(100-240V)
●SSR用電圧出力タイプ

以上の条件を満たしていれば、メーカー問わず使えるでしょう。
私は「SSR用の電圧出力」を選びましたが、この他に「リレー出力」という物もあります。
リレー出力でも使えますが、SSRのような高速で緻密な制御が出来ないのと、例えば中古品を入手した場合は内部リレーの劣化状態がわからないので一般的にはSSR用を選んだほうが無難です。

SSRも新品は結構なお値段ですが、これまたヤフオクなら1000円くらいから出ています。
秋月のキットを使うもの良いでしょう。
600ワット程度の家庭用コンロなら容量10Aもあれば充分でしょう。




ざっと部品集め。
箱はホームセンターの電材コーナーにあるプールボックスをチョイス。
樹脂製ですが価格も手頃で強度も充分。樹脂だから加工もラクチンです。
SSRのヒートシンクは犬印のミニコンポに付いていたのを流用してコストダウン。
安全のため、10Aの漏電ブレーカーも用意しました。
それでは製作開始!



ハンダ付けは不要!
ユニット化されているのでそれぞれ電線で繋ぐだけ!
おかげでこんなにシンプルです。



温度を計測する熱電対です。
これも産業用・・・と行きたいところでしたが、丁度良い出物が無かったので秋月のをチョイス。
ステンレス管でこの価格は嬉しいのですが、耐久性はそれなりのようです。
ケーブルはより線ではなく単芯なのでちょいと不安。
アウトドアな用途には少々酷ですかね。



そこで、絶縁キャップを用いて熱電対用の耐熱温度補償線に交換しました。
今回、唯一ハンダ付けをした部分ですね。
これなら少々ラフな扱いでもビクともしないでしょう。



完成です。
ケース加工が一番大変だったかな。
外での使用になるので、長めのゴム足を付けときました。
横の露出コンセントが、ラブリーでしょ(^^;



背面にはステーを付けて電源ケーブルをぐるぐると。
熱電対も本体に固定できるようにしました。
この手のアイテムは使い終わると片付けるのが面倒になっちゃって、それが原因で痛めちゃったり壊しちゃったりするもんなんですよね。
そうならないように、収納機能も万全にしました。



塗装が剥がれてしまったフタは、キッチンにあったステンレスのボウルが丁度良い大きさだったので改造して取り付けました。
ステンレスの蝶ネジで脱着可能にしましたので、手入れも簡単です。

で、代わりに新品のボウルを購入してキッチンに戻すと。
無理なく家庭円満です。


早速、前回改造した燻製器を接続して使ってみます。
まず最初にオートチューニングを実行して、この改造燻製器の特性に合わせます。



20分くらいかな、オートチューニング終了。
上が現在の温度、下が設定温度。お見事!!
民生用としては究極レベルの温調器の完成です。

気になる制作費は、手持ちの部品を活用したのでお安く済みましたが、全部購入で揃えると1万円くらいになってしまうかもしれません。
でも、1万円でこの性能の温調器が手に入ると考えれば、お得なんじゃないかと。
この先、道を誤って陶芸の世界に迷い込んでも、電気炉の温調器としても十二分に使えます。

山武(azbil)の温調器を使うのは今回が始めてでしたが、ダウンロードで用意されているマニュアルがとても分かりやすくて良かったです。
これなら、全くの初めての人でも難なく使いこなせるのではないでしょうか。
ちなみに私が仕事でよく選定するオムロンは、ちょいと分かり難いですよ。
今後はazbilにしてみようかな。

さて、それでは温度管理万全体制で究極の燻製を・・・

つづく


自家製燻製奮戦記2013年03月31日 21:10

今回は市販のスモークマシンで燻製に挑戦してみました。

去年のシーズン終盤に値下がっていたスモークマシンをなんとなく買って保管しておいたものを引っ張り出してデビュー戦です。
「あっ、コレかわいい!」ってカミさん子供が反応したのが購入の決め手でして・・・やっぱデザインって重要ですね。



BUNDOKやキャプテンスタッグから同じようなものが販売されているようですね。
ちなみにコレは聞いた事が無いメーカーで、もっと安かったです。




早速、食材を仕入れて説明書通りにセッティング。
しかし、スモークウッドに点火してフタをすると火がすぐに消えてしまいます。
窓を全開にしても消えてしまい話になりません。

この手の製品のレビューを見ると、燻製をしようとすると火が消えてしまうのは仕様のようでしょうがないらしいです・・・。
普通のバーベキューのグリルとして使うのが正しい使い方のようです。
う~ん・・・。




とりあえず、ガストーチと電動送風機を用意して、もう少し頑張ってみる事にしました。




このキャプテンスタッグの送風機、単一乾電池1本を使う仕様ですが、100円ショップのLEDライトの電池ホルダーを流用してニッケル水素電池3本でドライブしています。
なかなか、強力ですよ。

あ、余談ですが、この送風機は購入直後はファンの圧入が強すぎて主軸がロックしてて回りませんでしたよ。
まぁ価格なりという事で(^^;



で、これらを使った結果ですが・・・
送風機の威力は素晴らしく、そりゃぁもう良く燃えましてねぇ。
その凄まじい光景に、過去に封印した本能が復活しちゃいましてね。
それはもう燻製ではなく、丸焼き・・・

結果は、あまりのショックに写真は無しです(^^;





さて、このままバーベキューグリルにして諦めるのも手ですが、せっかくですので燻製器として使えるようにしてみようと思いまして、ネットで情報収集してお勉強。

どうやらスモークウッドに直接点火するよりも、チップの下から電熱器で加熱する方法のほうが良いらしい・・・
と、いう事で、電熱器として使えるものを探したところ、キッチンの奥からたこ焼き器が出てきました。
買ったものの、熱量が弱くてうまく焼けず1度使ったきりお蔵入りしていたものです。




バラしてみると、けっこうマトモなヒーターが付いています。
過熱防止のサーモスタットも付いていて、なかなかの安全仕様。
形状もまんまるですので、比較的簡単にできそうな予感。




ちゃっちゃっと改造完了!


通電して温度測定。
だいたい250℃まで上がったところでサーモスタットが作動。
その後約150℃まで下がったところで再度ヒーターONという動作。
かなり大雑把な制御のような気がしますし、これが丁度良い温度なのかどうか素人の私にはわからないわけで。




とりあえず、チップを載せて実践です。

しかし、やはりというか、ぜんぜん・・・煙らしきものは出てきません。
温度が低すぎるようです。




それじゃぁ、サーモスタットを外してしまえ!!
って事で、外してヒーター直結にしました。
大丈夫なのか(^^?




通電して温度測定。
すごい!350℃まで上がるようになりました。
この温度なら、イケそうな気がします。




チップを乗せてみると、けむいけむい!
目が痛い!!
うん、これならイケるでしょう!




チーズを入れて、フタをしました。
窓を開けると、煙が吹き出ます!!
このまま20分ほど燻して、コンセントを抜いて温度が下がるまで放置してみました。




で、出来上がったチーズ。
もうね、自分でもビックリするくらいの出来栄えですよ!!
198円の雪印6Pチーズが、高級スモークチーズに大変身ですよ!




裏側はこんな感じ。
もう、これ最高ですわ。
チーズフランスパンで、たまにチーズがカリカリの部分があるでしょ?
裏面一面、あれそのまんまですよ。
スモークの風味とカリカリチーズ・・・もう言葉にならんですハイ。

苦節1日、ここまで辿り着くことが出来ました。
しばらくは、毎週末は燻製になりそうです(^^;