AIWAのAFBSスピーカー遊び32022年01月25日

ドライバ基板が出来上がり、いよいよメイン基板とドッキングです。







メイン基板も一通りチェックし、発熱の多い抵抗は位置を変更するなど出来る範囲で対策はしました。
スイッチも分解して接点を磨き上げて、リレーも新品に交換。
この基板は外すのが面倒なので、出来る事は今のうちにやっておくのが吉ですね。










まずはファイナルのSTK1070を付けずに動作確認。
各部電圧も正常。左右差も無し。問題ナシ。ヨシ!











いよいよSTK1070を取り付けます。
シャーシの裏側にフタがあって、剥がすとハンダ付けできるように穴が開いてました。
なるほど・・・
でもね、こんな事するくらいなら、底面全部開けられるようにして欲しかったです。
この手のシャーシは、色々とやり辛いんですよね。










STK1070を付けてオフセット調整。
左chは難なく完了!
しかし・・・右chがおかしいです。
オフセットが大きく出て全く変化しません。

こいつだけは正常であってほしい。いちばん丈夫な部品だし、きっと大丈夫。
そう願って現実逃避のノーチェックで進めてきましたが(笑)、覚悟して調べてみると超絶怪しい・・・!












まず、内蔵されているエミッタ抵抗があるべき端子に導通がありません。
参りました。こんな古くてニッチな石はまず入手不可能です。
悪あがきで、とりあえず死んだエミッタ抵抗の代わりを外に付けてみました。












そしたらですね、電源のリレーが動作した瞬間 「ポフッ」 っていう音がしてコンセントに付けてあるサーキットプロテクタ(2Aの中速型)が落ちました。
諦めてトランジスタテスタにかけてみると、ダイオードとして認識されます。
正常な左chはちゃんとトランジスタとして認識されてました。












STK1070死亡確定。
いちばん死んでいてほしくなかった石が昇天しているという最悪の展開に。
でもまぁ、遅かれ早かれこうなるものですから、最初から壊れていて良かったですよ。
ケース内にスペースが有れば同等品をディスクリートで組めるのですが、ぎゅうぎゅうなのでとても無理。

STK1070を探してみましたが、国内は絶望的ですが中国にいくつかある模様・・・。
でもね、本物なのか動くのかわからない物に手を出すのはちょっとね・・・。

まぁ、「完全オリジナル状態」 というコダワリを諦めればいくつか方法はあるので、もうちょっと楽しみながら悩んでみる事にします・・・。



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