ふもっとっぱらキャンプ場2021年11月20日

クソ暑苦しい夏が終わり、やっと、やっと!キャンプの季節になったので、ふもっとっぱらへ行ってきました。

ふもっとっぱらは一昨年立ち寄って見学させて頂いたのですが、真ん中へんはオシャレな金持ちキャンパーさんが陣取ってて、テレビの取材も来ていたりと賑やかだった印象でした。
当時貧困サラリーマンを脱したばかりだった私には、何か違和感のようなものを感じたりもしていたのですが、端のほうはソロの人が静かに楽しんでいるのも印象的でした。

賑やかなキャンプ場でも、その光景を端から眺めながら静かに楽しむキャンプもアリなのでは?と思うようになりまして。
有名中の有名キャンプ場ですから、一度は行っておく必要があると判断し、決行です!






朝6時に出発してR140のループ橋へ。
一昨年行った時はうっすらプチ雲海が見られましたが今日は残念。
でも、途中の皆野あたりが雲海になっているのを見れて満足です。









温玉あげを食べにほったらかし温泉へ。
早すぎたようで営業していませんでした。
悲しみ・・・

腹ペコと絶望でフラフラしてたらワインがいっぱい並んでいる売店へ吸い込まれるように入ってしまい、気が付いたら限定発売されたばかりの山梨ヌーヴォーなんてのを買っていました







山梨といえばワイン。
せっかくなので朝9時くらいからやっているワイナリーを検索して、いくつか立ち寄ってみました。
中でもこのモンデ酒造さんは限定の新酒が豊富でしかもリーズナブルな価格で良かったです。

ワインは好きなのですが、どん底の底辺を経験してきた元貧困サラリーマンなので1本に数千円も出す勇気の無い私にこの価格はとても魅力的。

全身から加齢臭と貧乏オーラを発している私に声をかけて詳しく説明してくれた店員さん、客を見る目が無いなと。
まったくもう、おかげさまでカード使っちまったよ~。








食材を仕入れにスーパーに立ち寄るはずが、ついうっかり・・・
いや、さすがに積み込むスペースは無いので見るだけにしました。









お昼過ぎ頃にふもとっぱらキャンプ場へ。
受付がドライブスルー化されていてちょっとビックリ。
これが、これからのスタンダードになるのかもです。

相変わらず真ん中へんは賑やかですが、端のほうは平和な感じです。
入ってすぐのいちばん端に決めました。
トイレも近いし、富士山はもちろんキャンプ場を一望できます!









明るいうちからいただきます!
午後になっても富士山バッチリなんて、今まで無かったかも。









夕方になると富士山が赤く染まってきて・・・
この景色を見ながら飲む赤ワインは控えめに言って最高でした。










夜になっても富士山は健在。
キャンパーさんの夜景がこれまた最高です。

驚いたのは、これだけ人が集まっているのに本当に静かなんです。
去年行った本栖湖の浩庵キャンプ場はドローンが何台もブンブン飛んでいたり、深夜まで音楽の重低音がズンズン響いていたりしましたが、音楽どころか話し声すらほとんど聞こえません。
有名キャンプ場へのイメージが大きく変わった瞬間でした。









すごーく静かなのですが、あちこちでピピッツっていう一眼レフのAF音が。
そしたらキャンプ仲間から月食見えるかとLINEが。
そうか!月食だったのね!
雲が晴れるとみんな一斉にシャッター切っていました。
なんだぁ、わかっていれば持ってきたのにな。リサーチ不足です。
2年前のスマホではこれが限界・・・。









翌朝6時前に起床。
見事に凍ってます!
気温は普通に氷点下。
でも、全身しまむらワークマンで武装しているので余裕です。









AM7:01
ようやくお天道様が出てきました。
気温がぐんぐん上がるのを体感できます。太陽ってスゴイ!









極上の一杯を。
もう、ホント、満足、おなか一杯です!










チェックアウトの14時までゆっくりしたいところですが、明るいうちに帰って道具のメンテもしなくちゃなので、朝食後に撤収です。

外に出ると、チェックインのドライブスルー渋滞が発生していました。
週末はこんなにも賑やかなんですね。
平日に来て大正解でしたよ。











帰りは去年買えなかった牧場プリンを買いに・・・
今年も買えませんでした・・・
残念。
でも、良い処なのでまた気ますよ!

ふもとっぱら、予想以上に静かでゆっくりできる良いキャンプ場でした。
週末は厳しいかもしれませんが、平日なら理想的なキャンプが楽しめそうです。
次来る時はもっとゆっくり時間を確保して、2泊以上で楽しみたいです。

実は来月も予約入れてあるんですけどね。
でも仕事が立て込んできたのでキャンセルかなぁ・・・。



コールマン413H プチレストア2021年09月05日


仕事で新座まで行ったので、アウトドア用品のリサイクルショップの先駆け的存在のトレファクスポーツ三芳店へ強引に立ち寄ってみました。
これといって目当ての品物があるわけじゃないんですけどね。
ついうっかりハードオフに立ち寄ってしまう、あの感覚に近いでしょうか。
あ、この店の隣にハードオフもあるのでハシゴ必須です。





店内はなかなか充実していて、超!楽しい!!
けっこうマニアックな品物がたくさん、しかもお手頃価格!
素晴らしい品揃えです。
まぁ、それだけ、買ったけどすぐに飽きちゃった人が多いって事なんでしょうね。
ファミキャン向けの大き目のギア、デカいダッチオーブンがやたら多かったのが印象的でした。








そこで目に留まったのがコールマンのツーバーナー413H。
お値段なんと3980円!
しかも「表示価格から半額」ときたもんだ!
2000円で413Hが買える!?ウソでしょ?
テンション爆上がりです。

413Hはかれこれ10年以上かな、キャンプやバーベキューで愛用していますが、構造もシンプルで補修部品供給もしっかりしているので、遊び用にもう1つ欲しいなとは思っていたところです。

もちろん、連れて帰りました!









とりあえず、炎上歴があるようで塗装が焦げていたり錆が酷かったので塗装は必須。
リベットを外して、外せる部品は全部バラします。
リベット外し、地味に大変なんですよね。鉄板薄いし。

よくWEBで見かける413Hの塗装は、スプレーでそのままシュー!ってやっているのが殆どですが、今回はちょっとひと手間かけてじっくりしっかり仕上げてみる事にしました。

せっかく安く手に入れたのですから、そのぶん手をかけて楽しまないとね!








シールは再利用するのでキレイに剝がして保管・・・と思いましたが、粘着力が弱くなっているのでスキャナーでPCに取り込んでコンビニのシールプリントで複製してみる事にしました。









炎上して塗装が焦げて、その影響で剥がれて、煮こぼれでサビて・・・けっこうな状態です。
でも、私が愛用している413Hよりキレイかな・・・?
ちなみにこのコは2011年製でした。
私のは92年製なので、ずいぶん若いですね。









キズヘコミも多数・・・
ま、価格なりです。
鉄板も薄いので板金屋気分で軽く叩いて修正します。








サビは電動工具に思いっきり頼って極力落として、ペイント薄め液で磨き上げて、サビの部分はホルツのサビチェンジャーで赤サビから黒サビに変質させます。








2日ほど置いてからローラーで本塗装。
色はこの色。工場の機械設備に使われるグリーンカラー!
ええ、設備やった時に一斗缶で買った余りです。
ホームセンターの工作用と違い、けっこう強いので今回の用途には最適かと。
色がちょっと・・・おもいっきり設備感が強いですけどね。








外した金具類はサビチェンジャーで処理した後にRSスプレーで仕上げ。
なかなかキレイに仕上がりました。








それでは元通りに組み付けます。
今回はリベットを使用せず、M3のサラビスやキャップボルトで組みました。
気が変わって違う色にしたくなっても、簡単にバラせるほうが良いですからね。








天板に使った低頭ネジがイイ感じですね。
高かったけど。








バーナーのリングもバラして清掃します。
ホワイトガソリン専用モデルなので、それほど汚れていませんでした。
やっぱ、クリーンなホワイトガソリンですよ!
パッキンはなんとか再利用できるかな?とりあえずこのままで組み戻しました。









じゃーん!完成です!!
あのボロボロだった413Hがパっと見で新品になりました!
ちなみに下にあるコが1992年製の1号さんです。








見た目はOKなので、燃焼試験・・・。
調整ツマミの操作感が今まで使っていた1号さんと違う感じかな?
ツマミの形状も違うし、調整範囲が広い印象です。








写真では見えにくいですが、青い炎で安定しました。
良かった!
ジェネレーター逝ってると部品代だけでこの本体価格を超えてしまいますから。








はじめてネットワークプリントで複製したシールですが、用紙サイズをミスってちょいとデカくなってしまいました。まぁいっか~。

これで冬のキャンプに連れていけます。
今年もコロナでアウトドアは自粛でしたが、そのぶん準備をじっくり楽しみながらできたので、それはそれで良かったかもしれませんね。

さぁ、はやく冬にならないかなー!