はじめての尾瀬ハイキング ― 2012年08月26日
今回は無謀にも尾瀬ハイキングに挑戦してみました。
なんでそんな事をって?
実は子供がガッコウの授業で尾瀬についていろいろ学んできたようで、その影響で「尾瀬に行きたい!」と言うようになりました。
まぁ一時的なもんだろうと思っていたのですが、なかなかしつこい(^^;
どうやら本気のようですし、私も一度は行ってみたいと思っていた所なので、思い切って行ってみることにしました。
いざ行くとなっても、何をどうすれば良いのか全くわかりません。
とりあえずリュックをコールマンでそろえて、帽子とウインドウブレーカーも購入。
靴もお揃いでトレッキングを。まずはカタチから・・・ね(^^;
群馬からの入山となると鳩待からになりますが、このあたりはマイカー規制になっています。
そこまではわかるのですが、そこから先の細かな部分がよくわかりません。
調べても、出てくる情報はけっこうバラバラ。
そこで、この季節は鳩待にいるkiyotoさんにヘルプミー。
さすがは組長、的確なアドバイスをして頂きまして不安はブっ飛びました。
第一駐車場からバスが出ているとの事ですのでそこを目指して早朝からアタック開始です。
なんでそんな事をって?
実は子供がガッコウの授業で尾瀬についていろいろ学んできたようで、その影響で「尾瀬に行きたい!」と言うようになりました。
まぁ一時的なもんだろうと思っていたのですが、なかなかしつこい(^^;
どうやら本気のようですし、私も一度は行ってみたいと思っていた所なので、思い切って行ってみることにしました。
いざ行くとなっても、何をどうすれば良いのか全くわかりません。
とりあえずリュックをコールマンでそろえて、帽子とウインドウブレーカーも購入。
靴もお揃いでトレッキングを。まずはカタチから・・・ね(^^;
群馬からの入山となると鳩待からになりますが、このあたりはマイカー規制になっています。
そこまではわかるのですが、そこから先の細かな部分がよくわかりません。
調べても、出てくる情報はけっこうバラバラ。
そこで、この季節は鳩待にいるkiyotoさんにヘルプミー。
さすがは組長、的確なアドバイスをして頂きまして不安はブっ飛びました。
第一駐車場からバスが出ているとの事ですのでそこを目指して早朝からアタック開始です。

朝3時に自宅を出発し、戸倉の駐車場に5時前には到着しました。
そこからバス(タクシー)に乗って、鳩待へ向かいます。
実は私とカミさん、乗り物酔いするほうでして・・・。
この鳩待までの間でやられてしまいました。
鳩待に着いた時には既に大ダメージを受けてしまいモチベーションはどん底に(^^;
まさかしょっぱなからこんなことで・・・
でも、ここまで来たからには行くしかありません!
老体にムチ打って、入山です!

午前5時57分、いよいよ入山です。

山ノ鼻までの約3.3kmの道のりは、ほとんどが下り坂。
そう、帰りはこの坂道を登ってこなければなりません。
今回のハイキングで一番の難所が最後の最後で待っているわけです。
そう、帰りはこの坂道を登ってこなければなりません。
今回のハイキングで一番の難所が最後の最後で待っているわけです。

木道の板の模様が左右対称?
一体どうやって?
工場で無垢を切断してペアで持ち込んで設置したのでしょうか?
そこまで管理した状態での持ち込み?
どうやっているのか、その作業を一度見てみたいです。
一体どうやって?
工場で無垢を切断してペアで持ち込んで設置したのでしょうか?
そこまで管理した状態での持ち込み?
どうやっているのか、その作業を一度見てみたいです。

最初の山小屋、山ノ鼻に到着。
写真撮ったりいろいろ道草くいながらゆっくり歩いて1時間。パンフ通りの所要時間でした。
気温は14度。涼しいというよりも寒いくらいかな。
写真撮ったりいろいろ道草くいながらゆっくり歩いて1時間。パンフ通りの所要時間でした。
気温は14度。涼しいというよりも寒いくらいかな。

中には熊の剥製が。
こんなのが現れたら、終わりですな。
もちろん、熊鈴持参です。
こんなのが現れたら、終わりですな。
もちろん、熊鈴持参です。

さて、これからが本番。
am7:30、尾瀬ヶ原へ向けて出発です。
am7:30、尾瀬ヶ原へ向けて出発です。

天気も快晴!
すごい。別世界!気持ちいい!
こんな空間は初めてです。
おかげで、いつの間にかバス酔いは覚めていました。
すごい。別世界!気持ちいい!
こんな空間は初めてです。
おかげで、いつの間にかバス酔いは覚めていました。
風もなくすごーく静か。

途中、恐る恐る線量測定。
群馬でも北部のほとんどは壊滅的な被害を受けていますが、尾瀬がこの程度の汚染で済んでいるというのは奇跡。
安心して大自然を満喫できます。
群馬でも北部のほとんどは壊滅的な被害を受けていますが、尾瀬がこの程度の汚染で済んでいるというのは奇跡。
安心して大自然を満喫できます。

am8:25、最初の分岐点、牛首に到着。
当初の予定では、子供の体力とカミさんのモチベーション(これ重要!)を考慮して、ここで引き返すか、この先の龍宮まで行って折り返すかのいずれかのルートを考えていました。
この場でどうするか切り出したところ、近くにいた孫娘を連れた見知らぬおじいちゃんが「大丈夫、行ける行ける!疲れたら東電小屋で休めば大丈夫!」なんて言ってくれて。
そしたらカミさんは行く気満々に!
思わぬ展開になってしまいました。
整備された通路とはいえ、自分の足で歩くしかないわけで、何かあれば命取りにもなりかねません。
ハイキングとはいえ無理は禁物。
ちょっと悩みましたが、まだ時間的にも余裕がありますし、ゆっくりしっかり歩いて行こうということで、東電小屋を回るルートに大変更となりました。
当初の予定では、子供の体力とカミさんのモチベーション(これ重要!)を考慮して、ここで引き返すか、この先の龍宮まで行って折り返すかのいずれかのルートを考えていました。
この場でどうするか切り出したところ、近くにいた孫娘を連れた見知らぬおじいちゃんが「大丈夫、行ける行ける!疲れたら東電小屋で休めば大丈夫!」なんて言ってくれて。
そしたらカミさんは行く気満々に!
思わぬ展開になってしまいました。
整備された通路とはいえ、自分の足で歩くしかないわけで、何かあれば命取りにもなりかねません。
ハイキングとはいえ無理は禁物。
ちょっと悩みましたが、まだ時間的にも余裕がありますし、ゆっくりしっかり歩いて行こうということで、東電小屋を回るルートに大変更となりました。

東電小屋をめざして歩きます。
こっちのコースは人気が無いのかな?人が少ないです。
でもそのぶんのんびりと大自然を満喫です。
ん~~気持ちイイ!
こっちのコースは人気が無いのかな?人が少ないです。
でもそのぶんのんびりと大自然を満喫です。
ん~~気持ちイイ!

このあたりは熊が出るんだそうで。
熊鈴装着して進みます。
熊鈴装着して進みます。

途中、こんな機械が。
熊の自動撮影装置なんだそうで。
木道周囲の草木が刈ってあるのは熊対策なんだそうです。
ちょっと、怖いですね。
熊の自動撮影装置なんだそうで。
木道周囲の草木が刈ってあるのは熊対策なんだそうです。
ちょっと、怖いですね。

熊よけの鐘があちこちに設置してありましたが、ここだけはちょっと違う物が。
コレってガスボンベのフタだよね?
こういうの、好き!
コレってガスボンベのフタだよね?
こういうの、好き!

am9:20、東電小屋に到着。
暑い、暑いけど木陰に入ると涼しい。気持ちいい!
この先まだまだ続くので、ちょいと長めの休憩です。
暑い、暑いけど木陰に入ると涼しい。気持ちいい!
この先まだまだ続くので、ちょいと長めの休憩です。

am9:45、見晴へ向けて出発です。

この先の道は1本で、今までよりも状態は悪くなっている印象。

東電尾瀬橋を渡ります。
このへんの川の水はすごくキレイなのは当たり前なのですが、石などは赤くなっています。
鉄分が豊富なのでしょうか。
このへんの川の水はすごくキレイなのは当たり前なのですが、石などは赤くなっています。
鉄分が豊富なのでしょうか。

橋を渡ると福島県に入ります。
って、今まで新潟県を歩いていたんですね(^^;
って、今まで新潟県を歩いていたんですね(^^;

福島に入ると、木道は荒れ放題。
歩くのが困難な箇所も。
子供が、朽ちた木道でズボっと足を取られてコケそうになりました。
危ない危ない。
こんなところで足首やっちゃったら帰宅困難になってしまいます。
ペースを落として、ゆっくりゆっくり、一歩一歩確認しながらしっかり歩く事を心がけて進むようにします。
歩くのが困難な箇所も。
子供が、朽ちた木道でズボっと足を取られてコケそうになりました。
危ない危ない。
こんなところで足首やっちゃったら帰宅困難になってしまいます。
ペースを落として、ゆっくりゆっくり、一歩一歩確認しながらしっかり歩く事を心がけて進むようにします。

am10:06、名称なんだっけ?分岐点に到着。
ベンチがありますが、思いっきり直射日光なのでそのまま休まず見晴方面に向けて歩きます。
ベンチがありますが、思いっきり直射日光なのでそのまま休まず見晴方面に向けて歩きます。

このへんの木道は十分歩ける状態です。
自然にペースが上がります。
自然にペースが上がります。

遠くに見えるのは至仏山でしょうか。
山ノ鼻を出た時はすぐ隣に見えましたが、ずいぶん遠くに来たんだなと。
山ノ鼻を出た時はすぐ隣に見えましたが、ずいぶん遠くに来たんだなと。

am10:22、見晴に到着。

透き通ってて、冷たい水。

am10:40、見晴を出発。
ここからは山ノ鼻までほぼ直線。
次のチェックポイントである龍宮の山小屋目指して歩きます。
ここからは山ノ鼻までほぼ直線。
次のチェックポイントである龍宮の山小屋目指して歩きます。

途中、福島からグンマーへ。
戻ってきたって感じかな。
戻ってきたって感じかな。

am11:05、龍宮に到着。
当初、山ノ鼻から直接ここに来て折り返す予定だった所です。
山ノ鼻から直接来るルート、ヨッピ橋から来るルート、そしてウチのように見晴から来るルートすべての人が立ち寄る山小屋なので、すごく混みあっています。
批判するつもりは全く無いと断った上で書きますが
市販の500mlのペットボトル飲料が450円という表示には目を疑いました。
しかし、配達屋さんが自分の背丈よりも高く積み上げた荷物(販売用の飲料や食料)を背負って木道を汗だくになって歩いて運んでいる姿を見て、納得しました。
450円は、安いと思います。
缶ビールは740円だったかな。
こんな天気の良い大自然の中で飲んだら、さぞかし旨いだろうなと心が大きく揺れましたが、今日は尾瀬を楽しみに来たのであって飲みに来たわけではない事を思い出して、我慢しました(^^;
当初、山ノ鼻から直接ここに来て折り返す予定だった所です。
山ノ鼻から直接来るルート、ヨッピ橋から来るルート、そしてウチのように見晴から来るルートすべての人が立ち寄る山小屋なので、すごく混みあっています。
批判するつもりは全く無いと断った上で書きますが
市販の500mlのペットボトル飲料が450円という表示には目を疑いました。
しかし、配達屋さんが自分の背丈よりも高く積み上げた荷物(販売用の飲料や食料)を背負って木道を汗だくになって歩いて運んでいる姿を見て、納得しました。
450円は、安いと思います。
缶ビールは740円だったかな。
こんな天気の良い大自然の中で飲んだら、さぞかし旨いだろうなと心が大きく揺れましたが、今日は尾瀬を楽しみに来たのであって飲みに来たわけではない事を思い出して、我慢しました(^^;

am11:25、スタート地点の山ノ鼻に向けて出発です。
龍宮を出てすぐのところで、木道の間に足を落として転倒しているお父さんがいました。
飲みすぎ?
やっぱり、こういうところで飲んじゃダメだよね。
お楽しみは、帰ってから!
龍宮を出てすぐのところで、木道の間に足を落として転倒しているお父さんがいました。
飲みすぎ?
やっぱり、こういうところで飲んじゃダメだよね。
お楽しみは、帰ってから!

ちょっと雲が増えてきたかな?

振り返ると、ちょっと怪しい雲が迫ってきています。
いつの間に・・・山の天気は変わりやすいので、ちょっと急ぎます。
いつの間に・・・山の天気は変わりやすいので、ちょっと急ぎます。

pm12:04、牛首の分岐点に戻ってきました。
しかし、子供が足の痛みを訴えてペースダウン。
元気も笑顔もなくなってしまいました。
無理も無いです。大人だって足が痛み出しています。
しかし、後ろからは容赦なく怪しい雨雲がどんどん増殖して迫ってきています。
ペースは落としたくないところですが、ここまで来て焦って足を痛めるような事だけは避けたいので、こまめに休憩を入れながら山ノ鼻まで残り2.2キロ、ゆっくりじっくりマッサージして励ましながらがんばります。
しかし、子供が足の痛みを訴えてペースダウン。
元気も笑顔もなくなってしまいました。
無理も無いです。大人だって足が痛み出しています。
しかし、後ろからは容赦なく怪しい雨雲がどんどん増殖して迫ってきています。
ペースは落としたくないところですが、ここまで来て焦って足を痛めるような事だけは避けたいので、こまめに休憩を入れながら山ノ鼻まで残り2.2キロ、ゆっくりじっくりマッサージして励ましながらがんばります。

振り返るたびに黒い雲が迫ってきます。
ものすごいスピード。
雨具は持参してきていますが、逃げ場の無い尾瀬ヶ原、雷雨だけは避けたいところです。

pm13:06、山ノ鼻に到着。
ふぅ~戻ってきたぞ~なんて余韻に浸りたいところですが、最大の難関が待っています。
来る時に下ってきた道を登らなければなりません。
水分を補給して、最後の難関に挑みます。
ふぅ~戻ってきたぞ~なんて余韻に浸りたいところですが、最大の難関が待っています。
来る時に下ってきた道を登らなければなりません。
水分を補給して、最後の難関に挑みます。

pm13:15、山ノ鼻から鳩待へ向けて3.3kmの道のりを上ります。
遠くでゴロゴロ聞こえますが焦らず休みながらゆっくり進みます。
疲れた体にこの坂道は大人でもキツいです。
やっぱり帰りは下りのほうがいいなぁ。
ここから先は歩く事に専念したので写真は無し(^^;
pm14:10、無事鳩待に到着しました。
なんと、行きの下りよりも早かったという・・・!
写真撮影とか、休憩以外の道草が無いだけでこんなにも違うんですね。
途中、休憩中に見知らぬ人たちからも励まされたり。
すれ違いの挨拶も何百回と交わしたかな。
やっぱり山はいいなぁ~って。
体はヘトヘトですが、気持ちはとてもスッキリ気持ち良かったです。
鳩待でkiyotoさんにもお会いできました。
前回お会いしたのが3年くらい前になるでしょうか。
その間にkiyotoさんはオヤジからジイちゃんに、オイラはメタボになってしまいました(^^;
「少し太った?」って(^^;
まぁそれだけトシを取ったという事ですね。
バスの時間の関係でほんの数分だけでしたが、次回も宜しくお願いしますね組長!
帰路は尾瀬市場で無料の足湯でむくんだ足をリフレッシュ!!
新鮮な野菜を買いました。
その後は沼田にある馬鹿旨のトマトラーメンを。
遠くでゴロゴロ聞こえますが焦らず休みながらゆっくり進みます。
疲れた体にこの坂道は大人でもキツいです。
やっぱり帰りは下りのほうがいいなぁ。
ここから先は歩く事に専念したので写真は無し(^^;
pm14:10、無事鳩待に到着しました。
なんと、行きの下りよりも早かったという・・・!
写真撮影とか、休憩以外の道草が無いだけでこんなにも違うんですね。
途中、休憩中に見知らぬ人たちからも励まされたり。
すれ違いの挨拶も何百回と交わしたかな。
やっぱり山はいいなぁ~って。
体はヘトヘトですが、気持ちはとてもスッキリ気持ち良かったです。
鳩待でkiyotoさんにもお会いできました。
前回お会いしたのが3年くらい前になるでしょうか。
その間にkiyotoさんはオヤジからジイちゃんに、オイラはメタボになってしまいました(^^;
「少し太った?」って(^^;
まぁそれだけトシを取ったという事ですね。
バスの時間の関係でほんの数分だけでしたが、次回も宜しくお願いしますね組長!
帰路は尾瀬市場で無料の足湯でむくんだ足をリフレッシュ!!
新鮮な野菜を買いました。
その後は沼田にある馬鹿旨のトマトラーメンを。

翌朝、起きたらやっぱり足がちょっと痛い(^^;
でも、また行きたいですね。
次は水芭蕉の見れる6月頃がいいなぁ。
鹿に食われてなければよいのですが。
尾瀬ハイク、予想以上に素晴らしい所でした。
仕事のつまんねー茶番劇とか、そんな事でいちいち腹を立てている自分がすんげー小さく感じてしまうほど尾瀬の自然はでっかかったです。
死ぬ前に一度は行っておくことをオススメします(^^;
コメント
_ ふ゛り ― 2012年08月27日 21:09
_ りょうさん@メタボ ― 2012年08月28日 06:50
組長の存在感は鳩待でも際立ってましたです。
ウチのカミさん、会った事が無いのに一発で見つけてしまいました(^^;
ウチのカミさん、会った事が無いのに一発で見つけてしまいました(^^;
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://kousokuweb.asablo.jp/blog/2012/08/26/6554610/tb
組長の近影が見れずに残念。